前回のエントリーでは個人としての5年を振り返りましたが、今日は会社役員としての5年を振り返り、今後について少し書こうと思います。毎度毎度、長文ですがお付き合いください(^^;
(あくまでも僕個人としての見解であり、会社の公式見解とは異なります。)
前回エントリはこちら
【仕事】帰国して5年が経過しました。そして次のステージへ!!
前回のエントリーでも、書いていますが5年というのが必ず節目になると思っていました。
そして今月で会社としては無事に8期目を終え、7月から9期目を迎えます。
私が合流して役員になってからは5期目を終えて、6期目となります。
5期振り返って本当に色々とありましたが、総じて「順調」だったといえる5年だったと思います。
もちろん順調だからと言って、「楽」な道のりではなかったですね。
特に今期はコロナの影響でいくつかのプロジェクトが止まったり、なくなったりして一時はどうなるか!?って心配した時期もありましたが(^^;
そんな中でも代表の岸本と数十名のスタッフでスタートして、今ではグループ全体では100名以上、ModelingCafeだけでも50名弱のスタッフで構成される企業へと成長できました。
特に僕が直接、統括している背景チームでは、新しい目標に向かって海外挑戦するスタッフ、他所へ活躍の場を移すスタッフなど、毎年、離職者を出しながら、人材が流動する中で常にアウトプットの質を向上させ、維持させてきました!
これは離職せずに、一緒に働いてくれた、ついてきてくれたスタッフの成長のおかげだと思います。
時には口うるさく、厳しいことも言ってきましたが、そんな中で常に結果を出し続けてくれたスタッフの頑張りがあればこそ、今の結果があるのだと思います。
もちろん、途中参画してくれたスタッフ、新規で合流してくれたスタッフ含めてです。
こういった個の成長と結果がいまのModelingCafe背景チームを作っています。
そして今期からキャラクターチームの統括としてWetaDigitalで8年活躍された西田健一氏を迎えることができました。
僕と年齢も近く経験豊富なベテランアーティストです。
また、7月からは新設されるセットアップチーム(AnimationCafeからModelingCafeへ転籍)と、より組織としての基盤を強め、アートからモデリング、セットアップにかけてのアセットワークを一括でになえる組織としての基盤ができつつあります。
それでも、やはりModelingCafeは個の組織であると、僕は考えています。
個で戦える人材が、集団として戦うからこその強さ!をずーーっと目指してきました。
これからも私自身が会社の重責にある限り、その軸はぶれないと思います。
そして、私は今現在、メーカーに直接、常駐させていただきながら、自社の業務も行っています。
前回のエントリーで書いた「場所や環境に捕らわれない働き方」が、早くも実現に向けて動いています。
特にModelinCafe背景チームは少数精鋭で同じ人と長く一緒に働くことでの、練度を高めてきましたが
今後はそこに、別の環境、まったく異なるバックグランドや経験を持った大勢の人と働くことで
さらなる多様性や価値観を持った仕事ができればと僕は考えています。
過去5年は、社内環境を整えるため、人材を育成するために内部のことを中心に業務を遂行してきました。
いまは新しい職場、新しい環境に身を置き、毎日を新鮮な気持ちで迎えています。
毎日、出勤するのがすごく楽しみで、凄くワクワクしています!
求めらえる業務とクオリティ、責任は非常に大きいですが、それは逆に期待値の高さでもあると思っています。
非常にプレッシャーを僕自身は感じていますが、今はこのプレッシャーを楽しめています。
会社として、いままでは受注業務が主な業務でしたが、今後はさらに一歩踏みこんで、メーカー(パブリッシャーや監督)と一緒に物を作るという、単なる受注業務にとどまらない!
発注された物をハイクオリティに作る → メーカー(クライアント)と一緒にハイクオリティな物を創る
※ModelingCafeでいうハイクオリティはニーズに合った物つくり、ニーズに応えるという意
っというフェーズに代わってくると思います。その第一歩が、私自身がクライアント常駐して一緒に物創りをするという、私自身の決意表明でもあります。
そんな中で、多くの受けきれないほどのプロジェクトの相談を受け、海外からの応募やプロジェクトの相談もあり、来期に向けた最高のスタートがきれそうな予感がしています。
今後はImmaのような、自社独自のコンテンツやキャラクター、世界観を創り出すような業務も増えてくると思います。
そういった未来に向けて、まずはメーカーやクライアントと一緒に物を創ることで、その哲学やノウハウを学び、私自身は次の未来へつなげたいと思っています。
本当に今後、ModelingCafeという組織、箱がどういった成長を遂げて、どういった人たちとどういったプロジェクトを成しえていくのか?
私自身、本当に楽しみで仕方がありません。5年目にして、ようやく新しいステージに立てた気がします!
さらなる5年を目指して!!!僕自身も成長を続けたいと思っています!