2013年7月11日木曜日
【その他】 ゲームと教育について色々と考えてみた
最近ではゲームは教育に良くないとか、現実とゲームの区別がつかなくなる子供がいるから!とか色々とゲームに対して風当たりの強いことが多いと思いますが、僕自身は決してゲームをすること自体は教育に悪いことだとは思いません。
もちろん教育上、良くないゲームがあるのは事実ですし、実際問題としてゲームと教育の間で抱える問題というのは、少なからずあると思いますが、そこは親がきっちりと子供に道を示してあげればよいだけの話で、ゲームが悪いというのは間違いだと思います。
これは勝手な推測なのですが、ゲームが子供に悪影響を及ぼした多くのケースは、ゲームを子供に買い与えただけで、あとは放置。というケースが多いように思います。
僕がゲーム会社や映像系の会社で働いているということもあり、我が家では2歳の時からDSやIphone、Wiiを子供に与えていました。
(正確には、子供に奪われたり、ゆっくり買い物や食事がしたいために、親である僕がが与えたのですが。。。)
もちろん、当初は小さい子供にゲームを与えるのに、僕も妻も反対でした。ただ、最近はそうは思いません。
今はゲームやIphoneは、我家では子供とのコミュニケーションのツールの一つになっています。
子供と一緒になってゼルダの伝説の謎解きを考えたり、スーパーマリオやカービーなども、子供と一緒になって取り組むことで、子供と良いコミュニケーションを行うことが出来ています。
また、それだけではありません。好きこそ物の上手なれ!と言いますが、うちの子はYoutubeを通じて、言葉や文字を覚えました。英語やひらがななどは、教えたり幼稚園で学んできたというのも有りますが、カタカナに関しては、完全に子供の独学です。
今では4歳の長男は英語(アルファベット)、ひらがな、カタカタを読むことが出来るようになりました。
(ひらがな、カタカナの書きは現在、練習中。アルファベットは読み書きできるとい状況です。)
自分で文字入力をして、見たいゲームの動画を検索したりします。
次男も2歳(今月3歳)になりますが、手先を器用に動かして、ゲームをしたり、Youtubeを見たりします。ゲームやIphoneは子供に対して、決して悪いことばかりではありません。
親と子供が一緒になって取り組むことで、非常に有用なコミュニケーションツールとして役立ちます。
もちろん、ゲームやIphoneだけでなく外遊びやクラフトなども必要ですが、必要以上にゲームを子供に与えることを毛嫌いする必要はないと思います。
ゲームを通じて学べることもありますし、要はゲームという道具をどのように使うか?ということだと思います。
ただ、買い与えて遊ばすだけでは、子供にとってはただの玩具(ゲーム)でしかないでしょう。
でも、子供と親が一緒に考えたり、遊んだりすることで、ゲームはコミュニケーションや子供の教育において有効なツールに変わります。
ぜひ、皆様も子供と一緒にゲームを楽しまれてみては如何でしょうか?
2013年4月23日火曜日
【生活】なぜ海外就労にこだわるのか?なぜ海外就労を続けるのか?
理由は色々とあるのですが、一番大きな理由は生活スタイルですね。日本と違い、海外のプロダクションでは労働時間がそれなりに管理されているので、平日の夜、週末はほぼ確実に家族と自分の時間が確保できます。もちろん、締切直前は別ですが。
なので、仕事が終わった後に、家族と過ごすこともできるし、週末や平日の夜は趣味やフリーランスの仕事をすることも出来ます。会社に拘束される時間が少ない!自分の時間が持てる!というのが、一番大きいです。
これが僕が海外就労にこだわり、海外で働き続ける一番大きな理由です。
残念ながら、この点に関しては、僕の知る限り、まだまだ国内では実現できないのが現状です。(起業したり、在宅で仕事をする場合は別ですが。)
次に大きな理由がプロジェクトとプロダクションです。プロジェクトの規模や予算、アーティストのレベル、スーパーバイジング、タスクマネージメントなど、日本では絶対に学べないことがあるということが非常に大きいです。僕の中で、常に向上したい、学びたいという強い欲求があります。これを満足させるためというのも一つの理由かもしれません。
またアーティストやプロダクションのレベルも日本に比べて高いです。(アーティスティックな分野とテク二カルな分野に両方に精通しています。)
日本も個人レベルでは、海外のアーティストと遜色ないと思いますが、プロダクションレベルになった時に、非常に大きな差があると感じています。
全体的に粒が揃った日本で学ぶよりも、日本人よりも下手な人も圧倒的に多いが、飛び抜けて上手い、すごい技術、知識を持ったアーティストも大勢います。そういう意味では、個を磨くためには、日本よりも海外の方が、より個を磨く、新しい知識、技術を習得するチャンスは多いのかな?という理由もあります。
そして、最後の理由は出会いとネットワーク(人脈)の構築です。海外で働いていると色々な国籍、人種の友人が出来ます。異国で出会う日本人も大勢います。こういった人たちとの出会いや、違った環境、文化に実際に触れて、そこで生活することで、日本では得ることが出来ない多様性に触れることが出来ます。
これは将来、自分が起業するにしろ、会社で勤めるにしても、多様性と今までに培った人脈は必ず、自分の将来の役に立つと思っています。
特に海外で働き続ける場合、人脈という名のネットワークは必要不可欠です。特にここ最近のVFX事情を考えると尚更だと思います。こうしたネットワークの形成と自分自身の価値観に多様性を持たせるために、もう少し自分なりに納得するまで、海外就労にこだわって働いてみようかな?っと考えています。
もちろん、海外で働き続けることでデメリットもあります。海外でのコネクションが出来ても、日本国内でネットワークが構築できなかったり、いざ本帰国っとなった時の職場の確保です。この辺は今後の僕の課題でもあるのですが、フリーランスの仕事を通じて、この問題には取り組んでいければなっと!!他にもデメリットは多々あるのですが、今回は割愛。詳しくはこちらをご覧下さい。
【仕事】 海外就職のデメリットとリスク
今のところ、この3点が、僕が海外就労にこだわる大きな理由ですが、必ずしも正しい選択か?と言われると疑問符がつきます。ここ最近のVFX事情から、実際に幾人かの友人が本帰国を決め、日本での再就労を決断した人もいます。
どういった選択が正しいのか?置かれた状況、本人の意思によって異なると思いますが、僕自身は後悔がない選択を今後もしていきたいなっと思っています。
次回エントリーは5月を予定しています!
自分なりに新しいチャレンジを始めるので、そのご報告ができれば良いのかなっと思っています。ご期待下さい。
2013年2月18日月曜日
【CG】将来のCG業界について自分なりに考えてみる
※今回のエントリーはあくまでも、僕の主観的な考察、考えを整理したものであり、必ずしも僕の見解が、業界全体の変化を正しく表現されたものではないことをご理解ください。
【税制優遇について】
税制優遇については、正直、今後どうなっていくのか?まったく想像がつきません。今後もしばらくは税制優遇による、プロダクション誘致、撮影誘致など各国のチキンレースが続くのか?それとも縮小、廃止の傾向を強めていくのか?ただ、僕個人的には州や国が赤字を出してまで、誘致する意味はないと思うので、ニュージーランドやロンドンなど、経済的な部分で赤字になっていない国以外は、今後は縮小傾向になっていくんじゃないのかな?っと予想はしていますが、本当にまったく想像がつきません。
【アメリカについて】
前回も言いましたが、僕はアメリカでの就労経験がないので、なんとも言えませんが、一度アウトソースされ、同じようなクオリティが諸外国でも作れることが証明されてしまった現在では、アウトソースの流れは変わらないと予想しています。これは税制優遇の有無に関わらず、今後もアウトソースは続くと思います。”覆水盆に返らず”という言葉があるように、一度流れ出た仕事はおそらく戻ってくるのは難しいでしょう。また、一度下がったコスト(厳密には映画のバジェット自体はそれほど変わっていない)を、元の価格に戻すのは非常に困難だと言わざるをえません。
ただ、アメリカでは一部アーティストやプロデューサーなどが中心になり、海外で制作されたショット、映画に関してはインポートタックス(輸入税)を課そうという動きを国に働きかけていると聞いています。これは友人から聞いた話なので、実際にこういった動きが本当にあるのか?どうか?信憑性は定かではありませんが、もし海外で制作された物に対して、輸入税を課せられるのであれば、税制優遇で制作費を安く抑えられたとしても、輸入税を課せられることで相殺となれば、仕事の一部はアメリカに戻ってくる可能性もあると思いますが、それも仮定の話なのでなんとも言いがたいのが現状です。
【諸外国プロダクションの動向】
税制優遇の有無に関わらず、今後もアウトソースは続くと思うので、諸外国のプロダクションはいかに限られた牌(アウトソースされる映画、ショットなど)を受注できるか!?ということが集点になってくると思います。
現在は、税制優遇を背景に、優遇税率の高い国、州、都市に集まる傾向がありますが、税制優遇次第なので、今後、どうなっていくかは解りません。税制優遇をやめれば、一気に仕事を失い、閉鎖されるプロダクションも増えてくるでしょう。今後、諸外国のプロダクションの競争は一層激化すると予想されます。その分、海外就労を目指す方のチャンスは増えるかもしれません。
【日本のプロダクション事情】
日本のプロダクション事情に関しては、外資を取り入れている、海外コンテンツを主に制作しているプロダクションは少なく、海外のVFX事情に比べて、仕事の量や会社の数というのは安定しているように思います。ただ、今後も同じように仕事が安定してあるのか?というと、僕はそうは思っていません。
そういう意味では、日本のプロダクション事情は転換期に来ているのだと思います。海外市場を見据えて、海外資本、コンテンツ、技術、知識、フローなどを積極的に取り入れていく、海外市場型のプロダクション。
もうひとつは、国内市場を押さえつつ、国内のコンテンツを海外市場で売ることで、外資をっと考えている日本発海外市場型のプロダクション。
最後は、国内市場に集点を当てた、国内市場型のプロダクション。
(アニメ系プロダクションに関しては専門知識も就労経験も無いので割愛させて頂きます。)
どれも一長一短で、どの選択肢が正しいのか?という判断は出来ませんが、上記のようなプロダクションが今後は増えていくのでは?っと僕自身は考えています。
【海外在留アーティストについて】
僕も含めて、海外在留アーティストの方々の多くは、最終的には帰国して日本で働きたい!っと考えている人が多いと聞きます。特に家族を持っておられる方は、そういった意識が年々強くなってきているのではないでしょうか?
今までは一つの国で、腰を落ち着かせて仕事を出来ていた人たちも、今後は家族を連れて、異国を転々とする生活を強いられることになると思います。現に去年、今年に入って続々と友人が日本への本帰国を決意し、日本のプロダクションで働きまじめました。今後もこういった流れは続く反面、国外へ飛び出すアーティストも増えてきています。帰国する人、海外へ出る人、アーティストが流動するのは、日本の業界にとって非常にプラスになると私自身は考えています。
また、日本への本帰国を本格的に考えている、海外在留アーティストの方(本気で考えている人たち)は、出来る限り早い段階での本帰国が良いのでは?っと僕自身の主観ですが、そう感じます。
今のタイミングであれば、海外からの技術や知識を持ち帰ることが出来る人は重宝されますし、海外市場型のプロダクションでは非常に重宝されるでしょうし、自分自身の経験や知識も活かせると思います。数年後に本帰国を決めて、帰国された方よりは日本への職場の慣れや、ポジションなどを考えれば、早い段階で本帰国を決意されるのも間違った判断ではないと思います。
僕自身はまだまだ本帰国の意思はないのですが、早い段階で本帰国することが、その人にとって良いのか?悪いのかは?各個人の環境やケースによりけりだとは思います。この辺の判断も非常に難しいところだとは思いますが。。。。
ただ、海外でしか就労経験がない海外在留アーティストの方が日本のプロダクションにフィットするまでには、時間と慣れ、忍耐が必要になると思います。組織かされた国内プロダクションでも、海外の組織化されたプロダクションとは大きく異なります。自分の話している事が理解されず、話が成り立たない場合もあります。また、日本のプロダクションでも海外在留アーティストを雇う場合は、外国人を雇うのと同じような感覚で雇う気構えが必要かもしれません。
次回エントリーでは、 僕が現在も帰国をせず、なぜ海外就労に拘るのか?なぜ海外就労を続けたいのか?その理由と現在の心境をまとめられればっと思います。
2013年2月13日水曜日
【CG】現在のCG業界について自分なりに考えてみる
のレイオフなど、近年、業界全体の急激な変化が起こっています。今回のエントリーでは業界全体の動向について、自分なりの考えを整理したいと思います。
※今回のエントリーはあくまでも、僕の主観的な考察、考えを整理したものであり、必ずしも僕の見解が、業界全体の変化を正しく表現されたものではないことをご理解ください。
【R&H社倒産について】
まずR&H社の倒産について。これは先日CH11を申請したDigital Domain(以下DD)やDisnyに売却されたLucasFilmGroupとは状況が異なります。
DDの倒産は本来の業務とは別の部分が原因での倒産のため、運営、経営する部分に責任が起因しての倒産ということが推測できます。またLucasFilmに関しても、業績悪化による売却、買収という訳ではないので、R&H社の塲合とは大きく異なります。
それでは今回のR&H社の倒産は何を意味するのか?R&H社は純粋にVFXの受注を行なうことで経営を行なってきた会社の一つです。添符したDEMOREELを見て頂いてもわかると思いますが、R&H社のVFXのレベルは世界でもTOPクラスのスタジオです。経営に関しても、毎年コンスタントに映画の受注に成功していました。そんなR&H社の倒産が何を意味するのか?
Rhythm and Hues Studios - Demo Reel 2012
これはあくまでも、僕個人の見解ですが、FVXの純粋な受注(税制優遇によるタックスオフセットが無い場合、他からの制作費、資本援助がない場合)だけでは、スタジオが経営を維持出来ない事を意味していると思います。
現在、多くのプロダクションでは税制優遇による資本援助(一部制作費を国が負担する形で)を受けてプロダクション経営、仕事の受注が成り立っています。
僕が現在勤務しているDoubleNegativeも例外ではありません。イギリス政府からの税制優遇を背景に、イギリス係プロダクションは仕事の受注に成功しています。
もちろん制作を依頼する製作会社、配給元も税制優遇をすでに予算に組み込んでいます。
【税制優遇について】
税制優遇は代表的な国で言えば、ニュージーランド、オーストラリ、イギリス、バンクーバー、シンガポールなど、タックスオフセットの%は違えど、多くの国で実施されています。ある国でも制作費の3割から4割を負担する国もあります。しかし、この税制優遇は未来永劫続かないと僕は考えています。
現在、税制優遇を背景に制作コストをどこまで下げられるか?という各国プロダクションのチキンレースが続いています。制作費を下げないと、仕事の受注すら困難な状態です。したがって、R&Hの様に堅実な経営をしていても、制作費を下げざるを得ないというのが現状でしょう。言うなれば、仕事をすればするほど赤字が出るよいう訳です。しかし、仕事を受注しないと収入を得られない→制作費を下げて仕事を受注→結果、採算が取れずに経営悪化という悪循環が続いているのだと推測できます。
現にカナダのBC州では税制優遇を行うことで、去年は大きな赤字を計上してしまいました。そのため、BC州では映画産業への税制優遇を縮小、廃止するか?という議論が上がってきています。それに対してSaveBCと言うように、税制優遇を継続して欲しいというアーティストの署名活動も行われています。即廃止という訳ではないでしょうが、本来、税制優遇の目的は映画を誘致することで、州や自国に雇用や外資を産み、産業を発展させるのが目的の一つです。しかし、産業が発展しても、州や国の財政を赤字にしてしまい、財政っを今後も圧迫し続けるのであれば、長くは続けることはできないでしょう。そういう意味で、税制優遇は未来永劫続かないでしょう。
【アメリカについて】
アメリカ本土については、僕自身、就労したことがないので、詳しい状況、詳細は情報集した結果から、推測するしかありませんが、僕が考えていた以上に深刻な状態にあるように思います。元々、数年前からアウトソースが主流となり、大小含めて多くのスタジオが閉鎖を余儀なくされました。
今回のDWのレイオフ、R&H社の倒産に伴い、少なからず僕の友人の幾人か(日本人、外国人含め)が職を突然失いました。アメリカで長年働いていた幾人かの友人は、アメリカを離れ他国へ行くことを決断しました。
今後のアメリカについては予想するのが非常に難しいですが、税制優遇の有無に関わらず、海外の諸外国でも同じクオリティの物が作れると解った以上、アウトソースの流れは変わらないと予想されます。
R&Hの倒産以前の中小プロダクションの閉鎖に見られるように、アメリカ本土でのVFX産業はすでにビジネスとして破綻していると推測されます。非常に悲しくも厳しいですが、現実として受け止めざるをえません。
【諸外国プロダクションの動向】
先ほど紹介した国々とは別にドイツやフランス、ブルガリア、ハンガリーなどでもVFX、CM、ゲームシネマティクスなどが制作されています。現在では税制優遇の恩恵でイギリス、バンクーバーに仕事が集まっている感じはありますが、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、インドなど、アジア、オセアニアでもハリウッド映画は制作されています。しかし各国のプロダクションも仕事を獲得するのは非常に困難だと聞いています。今後はインドや中国、タイ、フィリピン、マレーシア、台湾、香港などでも、今まで以上にハリウッド映画が制作され、価格競争がより熾烈を極める可能もあります。(すでに制作されている。。。)
今やハリウッド映画は世界中で制作されています。アウトソースの理由の多くがコスト削減、税制優遇を背景にした撮影、プロダクション誘致の結果だとおもいますが、その税制優遇が今後も未来永劫続くとは限りません。税制優遇というシステムにも徐々に綻びが見え始めてきました。
税制優遇が無くなれば、多くのプロダクションは仕事を失うでしょう。私が勤務しているDnegも例外ではないと思います。しかし、今後も税制優遇を宛にしたチキンレースを続ければ、遅かれ早かれプロダクション経営は破綻すると予想されます。
【日本のプロダクション事情】
僕自身、日本を離れてすでに4年が経過しているので、どこまで正確に日本のプロダクション事情について把握できているか解りませんが、自分なりに整理してみたいと思います。
日本ではGAMEシネマティクスチームを自社に持つスクエニ以外では、ゲームメーカーでの映像制作は非常に困難な状況にあり、多くが国内外のプロダクションにアウトソースされているのが現状だと思います。
映像関係に関しては、PPI、DF、OLM、SOLA DIGITALなどが海外市場をターゲットに入れたコンテンツ制作、受注制作を行っているように思います。
また白組のように国内のみをターゲットとしたコンテンツの制作を行っているプロダクションも存在します。
業界全体の流れとしては、海外市場をターゲットとしたプロダクションでは、積極的に海外のフロー、パイプライン、情報、知識、技術を取り入れようと、外国人の採用も積極的(?)に行なっているように思えます。
おそらく海外からの帰国して、日本で働こうと考えている海外在留アーティストの方はこういったプロダクションが勤めやすく、海外での経験を還元しやすいのでは!?と考えてはいますが。。。。。
しかしながら、日本のCGプロダクションの多くは遊戯関係のCGを制作することで経営が成り立っているプロダクションも多く、海外就労経験しかない日本人アーティストが、そういった仕事やオーガナイズされていないプロダクションフローに馴染めるか?という問題点も多々あると思います。
かなり長くなってしまいましたが、本日は以上です。自分なりに現在のCG業界について整理してみました。
次回エントリーでは、 将来(今後)のCG業界について、自分なりの考えをまとめていければっと思っています。
2012年2月20日月曜日
【CG】 シンガポール 生活編
シンガポールの会社からオファーを受けて、いざ!シンガポールで働くにあたり
直面する問題点やシンガポールの生活についてご紹介させて頂きます。
まず、そらく一番多い問題が金銭の問題だと思います。特に家族連れの方や、ゲームメーカーで長く働いた方は、おそらく日本で働いていた時と同じ程度、もしくは多少少ない金額を提示されると思います。
(これは僕が実際にLucasSingaporeやDnegSingaporeからオファーを得た経験に基づく物です。)
これにはいくつか理由があります。
①シンガポールは税金が非常に安いので、以前の職と同額のオファーだった場合、実質的な手取りは増えたことになります。
②ゲーム系(実機、シネマティクス含む)とは映画では必要とされるスキルが異なるため、前職がゲーム系だった場合、過小評価される傾向がある。
③シンガポールの会社規定で査定(前職の給料を考慮した上で)されたオファーであっても、円高(1ドル60円程度)の影響で安く感じる。
④他国で働いた経験がない場合
(日本で映画の経験があっても、他国の会社で働いた経験が無い場合は、過小評価に繋がる場合があります。)
上記の理由から、出されたオファーの金額が低く、家族でリスクを犯してまで、シンガポールに引越しできず、オファーを断った友人を幾人か知っています。
海外の会社を何社か経験した人であれば、また評価は違ってくると思いますが、日本から初めてシンガポールへ行く方は、上記の理由から多少少ない金額を提示される場合があります。
次に直面する問題が家探しです。
シンガポールは非常に土地が狭く、賃貸、売買含めて非常に不動産が高いです。右肩上がりの天井知らずと言うのが現状です。
したがって、一人身で海外経験が全く無い人の場合のオファーだと間違いなく、家を借りるだけのオファーを得るのは難しいと思います。
仮に家を借りたとしても、給料の半分、もしくはそれ以上が家賃で無くなる!?と言うのも珍しくありません。
これは日本人に限らず、現地の人も同じ状況です。多くの人は家族と住む、もしくはルームシェアして生活していると言う人が多いです。
日本では給料の3割が家賃と言いますが、シンガポールでは給料の4割から5割以上が家賃と言う人も居ます。
もちろん、安い物件もありますが、それでもシンガポールでの家探しは非常に困難です。
簡単にですがHDB(国営住宅)の平均は2000ドル前後から
コンドミニアムだと最低でも3000ドル前後からになります。
そのため、現地の人は結婚するまで、家族と住むと言うのが当たり前で、結婚してから自分で家を構える人がほとんどらしいです。
大きな問題は上記二点になります。
シンガポールのメリットとしては、税金が安く、家賃以外の物価は日本よりも安いので、よほどの贅沢をしない限りは、一人身でも家族でも充分に生活することは可能です。ただ、日本円で将来の蓄えを!っと考えている人には向かない国かもしれません。どこの国に行っても、今は円高ですしね(^^;
こまごました問題もありますが、上記2点の問題さえクリアしてしまえば、シンガポールは非常に暮らしやすい国だと思います。
初めての海外生活をする人には、家賃の問題以外は非常に敷居が低い国だと言えると思います。日本人も多いですし、インターネットも早い!日本語に困ることもありませんw
あと僕の実際に住んだ感覚だと日本と同等、もしくはそれ以上に治安が良いかもしれません。
っということで、今回はシンガポールの生活事情についてご紹介させて頂きました。
2011年1月23日日曜日
【生活】 シドニーでの休日
シドニーではどんなことをして週末を過ごすのか?ご紹介したいと思います。
まずは土曜日は、Dr.Dで数少ない日本人の同僚で、以前はカナダのStarzAnimationでTDとして
9やGnomeo and Julietに携わっていたTatsuya Nakamuraさんと一緒にCity散策とKoreanBBQを食べてきました。
(ちなみにいまDR.Dに日本人は4人在籍しています。300人中の4人なので比較的多いほうだと言えると思います。そして、3月からは5人になります。)
日曜日はAnimal Logicの元同僚たちとイタリアンピザを食べながら、昔話やこれからのことについて談笑したり。
っといった感じで、こちらでは休日は主に家族と過ごすか、同僚や友達たちとビーチでBBQしたり、どこかに出かけたり、友人や家族でショッピングや外食に出かけると言うのが主な過ごし方です。
来週26日はAustraliaで数少ないPublicHoliday(AustralianDay)なので、同僚を誘ってビーチにでも行こうか考え中です。
もしくは、近所の公園で友人家族たちとAustralianDayのイベントにでかけるか?
ま~、そんな感じで、休日をいかに充実して過ごすかが、海外生活を楽しむ秘訣かもしれませんね。
もちろん、平日でも同僚と映画に行ったり、仕事が終わって飲みに出かけたりっと、平日も平日なりの楽しみ方があります。
とにかく、同僚とはいっぱいコミュニケーションとって、英語をいっぱい聞く!話す!文法なんてクソ食らえ!それが僕のシドニーでの過ごし方ですね(笑
あ、そうそう金曜日にナタリーポートマン主演の"BlackSwan"をサーキュラキーの映画館で見てきました!!これは本当に傑作なので
ぜひぜひ皆さんも見てみてください!!ちょっと怖いと言うか、ぐろい表現がありますが
映画としての完成度は、非常に高いと感じました!お時間ある方はぜひぜひ!!
2011年1月20日木曜日
【生活】 シドニーでの部屋探し その2
それでもさすがに、今回は初めて海外で働いた時よりは、かなり気持ちに余裕があります。
上司や同僚も英語をかなりゆっくり話してくれるし、色々と気を使ってくれているので
思いのほか、気分的にはリラックスして仕事してますね~。
んで、毎度のことですが、就業時間は9時始まりの6時半終わり。今の段階だと19時過ぎて仕事してると
結構な割合で、コーディネーターから早く帰るようにそくされます。
ま~、今の間だけで、数ヵ月後には残業しまくってると思いますが。。。(^^;
さてさて、シドニーでの部屋探しですが、無事にお部屋を見つけました。
会社の近所のPotts Pointっていう場所に、Share Roomで入居することが決まりました。
引越しは来週末ぐらいを、予定してますが、荷物がスーツケースだけなので、それほど問題なく引越しできると思います。
さてさて、今回の部屋探しですが、最初からShareRoomで住むことを決めていいたので
ひたすらネットでShareRoomの情報を集めていたんですが、募集があるのは女の人が大半で
男でしかも30歳以上でフラットメイト募集となると、全員外国人男性か、ホームステイのような感じで
どこかの家族にお邪魔するか?の二択ぐらいしか見つけることができませんでした。
僕が探していたのは英語環境で、日本人、外国人の夫婦で住んでいるような環境を探したんですが
なかなかそういった環境がなく、最悪会社の同僚同士で住むのも視野に入れてたんですが。。。。
紹介してもらった同僚の住んでる場所が、会社からかなり遠く、しかも、かなり汚い。。。。
結局、そこを保留する形で、次の場所を探してる矢先の出来事でした。
なんと一昨年シドニー来たときから、す~~っと家族ぐるみでお付き合いさせて頂いてた友人宅で
ルームメイト募集の記事をネットで発見!!!!!!日本語環境だったので、ちょっと躊躇しまものの
結局、連絡をとり、そこで短期予定でRoomShareしてもらうことになりました。
そこは夫婦+子供一人で住んでいるので、土日は子守をかねながら、有意義な休日を過ごせそうです。
前回、シドニー来たときは、家が決まるまで2週間強かかりましたが、今回はわずか4日で決まりました。
以前よりも気持ちに余裕があるし、この調子で頑張れればと思います。
あ、それと今日は日本人の同僚、一人と会いました。日本人と言っても、海外在住20年の方ですが(^^;
なんと!そんな方が僕のブログを読んで、シドニーのことを勉強して
今のプロダクションに来たそうです!!!ちょっとうれしくなった瞬間でした。
今後も、地道に仕事と同様に、ブログも頑張ります。
2011年1月16日日曜日
【生活】 シドニーでの部屋探し その1
日本に居る時から、ちょこちょこネットで探してたんだけど、そのうちの一つを見てきました。
今日見てきたところは、以前住んでいたSurryHillsと言うところだったんですが。。。
結果。。。。う~~ん、部屋、環境自体は可もなく、不可もなくという感じ?
ただ、できるだけ早く入居して欲しいと言うのが難点と言えば難点かな。
2月から入居でもいいか聞いたところ、できればすぐに。。。
う~~~ん、2月の1週目まではホテル暮らしだしな。
何をそんなに急いでいるのか、ちょっと疑問が残ったかも。
(勝手な推測ですが、もしかしてすっげ~家賃払うのが苦しいとか?)
とりあえず、今日、見たと物件をキープしつつ、次の物件を探すことにしよう!!
次はGlebeっていうシドニー大学近辺の物件を見てくることにします。
まだまだ、生活が安定するには時間がかかりますね!
シドニー到着して、二日目だし、当たり前かw
明日からは初出社だし、そちらも頑張らないとね!
初出社の様子は、また明日♪
2010年7月6日火曜日
【生活】 海外武者修行 その6 仕事と家庭の両立!今後について
僕は現在、育児という名の休暇を2ヶ月ほど家族と楽しむ予定です。ただ、次の仕事も決めないといけないので、もちろんこの期間に就職活動もしないといけない訳なんですが。
一応、シドニーでの8ヶ月の海外武者修行をいったん終えて帰国した訳ですが、僕なりに今後の身の振り方を考えないとなっと思っている訳です。
今後については、もちろん家族と相談して決めるんですが、僕なりに色々と考えることもあり少々悩んでいます。
まず一番大きな問題は仕事と家庭。単純に仕事単体で考えると海外のプロダクションへ行くのが理想といえば理想です。もちろんオファーありきの話ですが。
ただ、家族や育児、特に出産したての赤ん坊を見知らぬ土地で育てることを考えると、相当な負担を覚悟して行かないといけない。特に妻の場合は英語が一切駄目で、1歳8ヶ月の長男と今月産まれてくるであろう次男の育児を言葉の通じない異国でするのは、相当な負担だろうし、精神的にも肉体的にも相当辛いだろうなっと。。。
色々なことを考えると1年ぐらい(次男が離乳するまで)は、フリーランスとして国内復帰ということ考えていない訳ではないのですが、一旦国内復帰をしてしまうと、再度、海外転職するための準備が一からやり直さなければならないので、その辺も色々と塾考しながら、今後の身の振り方を考えないといけないなっとは思っています。
個人的には9月末を目処に方向性を決める予定で現在は休暇を兼ねた就職活動中です。もちろん個人的には海外のプロダクションを優先させて行く訳ですが、家庭との兼ね合いもあるので、海外プロダクションで働くために、長期間の別居を余儀なくされるような状態になるのであれば、おそらく国内復帰の方向へ方向転換する必要もでてくるでしょうね。その辺が難しいところです。
僕がそもそも海外で働く大きな理由の一つが、家族と一緒に時間を過ごすことで、家族と別々に生活しなければいけなくなるのでは、僕にとって海外で働く意味がないのですから。仕事と家庭の両立!これが僕が海外で働く最大の目的です。
ただ、仕事と家庭の両立というのは、会社や個人によって異なると思います。会社にしてみれば、土日休めれば十分に仕事と家庭の両立が出来ているじゃないか!っと言う会社もあれば、土日だけでは不十分だという個人もいます。そもそも”仕事と家庭の両立”という価値観が会社と個人で違うと思います。そこら辺を明確にしないと、今後の方向性を決めるのは難しいかなっと思っています。
僕が考える”仕事と家庭の両立”の基準は、締め切り前以外は、家族で夕食が一緒に食べれること。土日は家族と一緒に過ごせること。この二つです!
この目的を達成させるための就職先を今後、国内外で模索していかないといけないのですが、正直、日本国内では厳しいかなっと言うのが正直な感想です。無論、不可能ではないと思いますが、方法は限られてくると思います。
毎日、家族と一緒に夕食を食べる。凄く当たり前のことなんですが、それを実現するのが非常に難しい日本国内の現状。そう考えると、多少の負担は覚悟して海外プロダクションで働く方が家族のためなのか?家族との共有時間が少なくても、生活に負担が少ない日本国内残るべきか?非常に判断が難しいですね。。。。
この業界で働く人の多くが”仕事と家庭(プライベート)の両立”という難問を抱えていると思いますが、皆様は何を持って”仕事と家庭(プライベート)の両立”っと考えていますか?
僕個人が考える”仕事と家庭(プライベート)の両立”は家族で一緒に夕食を食べること。家族と週末を一緒に過ごすことです。
皆さんは”仕事と家庭(プライベート)の両立”の基準はどうお考えですか?もし、よろしければ参考までに教えてください。
2010年7月1日木曜日
【CG】英会話能力の必要性!それ以上に大事なコミュニケーション能力!
これはあくまで僕の私見です。皆さん海外で働いている方は、色々な考えを持っていると思います。
なので、共感される方も反感される方もいると思いますが、あくまでも僕の私見だということをご了承ください。
CG業界の共通言語=英語というのは、もう世界の常識(?)だというのは、皆さんもご存じかと思います。
シーグラフやE3など、様々なゲーム、CGイベントなど発表される論文、プレゼンテーションなどすべて英語です。ソフトウェアに関してもマニュアルはすべて英語。一部日本語や多言語に翻訳されたマニュアルも存在しますが、ほぼすべてのマニュアルが英語です。
これだけでもCGを勉強したり、生業とするためには英語のスキルが必要だとわかります。
ただ、確かに英語が重要なスキルであるのは間違いないですが、個人が海外挑戦するうえで、英語のスキルが最重要か?っと聞かれた僕の答えは絶対にNO!!!!です。
僕と同時期に海外挑戦された方の多くが経験していることだと思いますが、まず面接にこぎつけることが困難なんです。十数社にAPPLYしても、実際に電話インタビューまで到達できるのは1、2社程度でしょう。
リクルーターにResumeを見てもらって、興味を持ってもらってはじめてDemoReelを見てくれます。
そして、見てもらったDemoReelが評価されて、やっと面接(電話インタビュー)を勝ち得るのです。
我々の仕事はあくまでも技術職です。英語が喋れても技術がなければ就職は絶対に無理です。
英語、英語と不安になる気持ちはわかりますが、英語よりも技術!相手に興味を持ってもらえるようなDemoReelを作ることが海外就職において、最重要だと僕は思っています。
かっと言って英語を軽視しているわけではありません。英語のスキルは絶対に必要になってきます。特に近年、どこの国もVisa取得には、それなりの英語のスコアを必要とします。
何より仕事をするうえで、英語会話は絶対に必要になってきます。よく海外で働いている方で「英語が話せなくても仕事はできる!」的な話をよく見たり、聞いたりすることがあると思いますが、あれは半分嘘で、半分本当です。
英語のスキルは少なからず、英語圏で仕事をするうえで必ず必要になります。たとえ喋れなくても、多少の読み書きができる程度は必要でしょう。職種によっては、相手の言っていることが相当理解できないと難しい職種もあります。
それでは、何ぜ半分は本当かというと、例え英語会話のスキルがハンデになったとしても、僕たちの職種は技術職です。例え相手の言っていることが100%理解できなくても、相手を納得させるだけのクオリティを表現できれば、英語が多少話せない程度のハンデは克服できるでしょう!
また、コミュニケーションの方法は英語だけではありません。相手の言っていることが理解できなくても、自分が言いたいことが相手に伝わらなくても、言葉以外のコミュニケーション方法はいっぱいあります。
相手を納得させるだけのクオリティを出したり、仕事以外で一緒に飲みに出かけて大騒ぎしたり!相手の言葉が理解できなくても、相手が何を言おうとしてるのか?何を伝えたいのか?
こっちが理解しようとすれば、それなりに理解はできるはずです。
(言葉を理解してる訳ではないので、時々大失敗もしでかしますが。。。。そこはメールや文章で確認するなり、フォローするなりすれば、それほど大きな失敗にはならないはずです。)
僕が言いたいのは英語という言葉(道具)は、必要最低限必要だと思うけど、それがすべてではないということ。人間同士がコミュニケーションをはかるのは言葉だけじゃないということが言いたかったんです。
コミュニケーション=会話、言葉ではなく!コミュニケーション=お互いの意志疎通!ただ、英語はその意思疎通を円滑にするための道具でしかありません。
そして、以前のブログでも述べましたが、道具は使っていくうちに自然と使いやすく馴染んでくるものです。(知人からの受け売りですが、すごく的を得ていると実感できました。)
海外挑戦する上で、英語のスコアが不安で思いきれない方は、まず英語のスコアが必要とされない国で、英語圏での生活と仕事の実績を積まれてから、英語のスコアが必要な国へ挑戦されてはいかがでしょうか?
何もかもがはじめから上手くいきません。何事も目標に向かって日々精進(ステップアップ)が基本です。
僕も英語に不安があったので、はじめ応募したところは英語のスコアが不要な国のプロダクションがほとんどでした。。。。(^^;
だから、シドニーに来た当初は、本当に英語という壁に何度もぶち当たりましたが、習うより慣れろ!の精神で頑張ればなんとかなるものです!英語という道具にくじけないでください!
補足:個人の海外挑戦(特に初めての海外)という部分では英語というスキルに関して、僕はそれほど重要とは考えていません。必要最低限は必要だとは思いますが。
ただ、日本のCG業界に関して言えば、僕はもっと海外から経験豊富な外国人を登用していくべきだと思います。ただ、そういった外国人が働くためには、業界全体がもう少し英語化というものに取り組んでいかないといけないと思うんですが、日本で英語を公用化するのは相当難しいでしょうね。。。。
ただ、いきなりは無理でも徐々に徐々にそういった傾向になればとよいかなっと個人的には思っています。
2010年6月28日月曜日
【生活】 海外武者修行 その4 ふりかえる成功と失敗
成功した点
これは色々とありますが、まずは一番大きな成功は海外プロダクションへ転職できたこと自体が大きな成功だったと思います。
また、自分の夢でもあった長編映画の制作に参加できたこと。家族との素晴らしい時間を共有できたことが大きな成功でした。
そもそも海外転職の目的が長編映画制作への参加、仕事と家庭の両立だったので十分に目的を果たせたと思います。
また、家族そろって異国の文化や環境で暮らせたことは、今後の大きな財産になると思います。
本音を言えば、もう1,2年はシドニーに留まりたかったですけどね(^^;
他には仕事面でも、海外プロダクションのパイプライン、ワークフローを体験できたことは大きな成功だと言えると思います。
ただ、アメリカ大手のプロダクションやWetaから来たアーティストはALのパイプラインとワークフローに文句ばかり言っていましたが。。。。
「なんだこのツールは!Wetaにはもっと便利なツールがあるのに!!」とか「なんでこんな単純な作業がオート化されてないんだ!!!」とかとか。僕からすればALのツールですら、目から鱗だったのに。。。。。
いったいアメリカ大手のプロダクション、Wetaはどれほど充実したパイプライン、ワークフロー、ツールが構築されているのか興味津々です。僕自身、一度はそういう経験をしてみたいものです。
あとは外国人の友達が多くできたこと。人材ネットワークが一気に広がりました。英語も日本に居た時よりかは多少は進歩したと思います。特に人材ネットワークが広がったのは、今後の職探しに大きな助けとなると思います。
ソフトやツールに関しても、新しい知識を得たし色々なことを勉強できました。新しいことだらけで、苦労する点も多かったですが、それも良い経験だったと思います。
失敗した点
大きな失敗は3つあります。一つは家庭の問題です。家族で一緒に過ごすという目的で海外に来た訳ですが、僕の契約延長と妻の妊娠、出産もあり8カ月の海外生活のうち、3か月を日本とシドニーで別々に過ごす羽目になったことです。シドニーで生活している間は、本当に充実した素晴らしい時間を過ごせましたが、思った以上に別居状態が長くなってしまって、妻に負担をかけたことは大きな失敗でした。
もう一つの失敗は契約期間の失敗です。僕自身は、もう少し契約を延長してもらうつもりでいたし、十分に延長してもらうだけの自信もありました。しかし、少し考えが甘かったようです。
そもそもプロダクションに仕事がない時点で延長はありえないのです。当たり前のことですが。
ALは現在のプロジェクトが終わると、次のプロジェクトまで少し期間があるようで、コアメンバーですら数カ月のOFFに入り、休養をとったのち、新しいプロジェクトに臨むようです。
だから、コアメンバー以外のアーティストはほとんど契約を延長できない状態です。もちろん次にプロジェクトが控えていれば、契約延長も更新も可能なのでしょうが、そもそも仕事がない時点でアウトです。
ここら辺は、僕の認識不足もあり、考えが甘かったっと反省しています。
最後の失敗はお金に関する失敗です。これは契約期間にも関係することですが、僕自身は1年から2年ぐらいはシドニーに留まるつもりでいたので、家具や家電、生活必需品を新規で購入しました。新規といっても格安の物を選んだんですが、それでも結構な出費になりました。
ま~~、初めての土地なので、土地勘もなく中古やレンタルがあることすら知らなかったので、仕方がないと言えば仕方がないですが。。。。
結局は帰国の際に、それらは処分するか、売買するしかなく金銭的にかなりの無駄遣いになってしまいました。
また、引越しに関しても、東京から実家の大阪へ、大阪からシドニーへ、シドニーから大阪へ!とまさに引越し支出のオンパレード。せっかく日本よりも良い給料をもらっていたにも関わらず、貯蓄という面で、ほとんどが移動費用、生活必需品の購入で相殺されてしまったことは大失敗でした。契約期間がもう少し長ければ、もう少し貯蓄はできたと思うんですが。。。。。
生活費も税金も思った以上に高くて、思いのほか貯蓄ができなかったのは大きな失敗でした。
ただ、この失敗は次に活かせる失敗なので、授業料を払って勉強できたと思って、前向きに考えることにしています(笑
それにしても短期間での海外引っ越しは本当にお金っかりますね。。。(^^;
ちなみに、独身の方は同僚数名とルームシェアをすれば、格段に家賃と生活費を抑えることができます。さすがに、僕は小さな子供がいたので、夜泣きや育児で迷惑をかけれないので、ルームシェアという選択肢はなかったですが、独身の方にはお勧めです。英語の勉強にもなるし一石二鳥です。参考までに。
仕事面での失敗は、やはり慣れるまでに思った以上に時間がかかったこと。制作ツールや環境の違いから、日本でできていたことが十二分に発揮できなかったこと。それに伴って、スーパーバイザーや同僚に迷惑がかかってしまったことが挙げられます。ただ、個人的には色々なことが経験できたので、良かったとは思っていますが。
まとめ
トータル的に初めての海外就職、海外生活としては成功だったと言えると思います。失敗も次に活かせる失敗だったし、僕自身は今回の武者修行については、満足のいく内容だったと思います。僕の今後に関しては、次回の”海外修業 その5 今後について”で心境を語りたいなっと考えています。
これから海外を目指す方が、僕の成功と失敗を参考に、更なる成功を収めてくれることを祈りつつ、今後も海外の生の情報がお届けできればっと思います。
また、例によって質問などがあれば、メールフォームより受け付けていますので、お気軽に連絡していただければと思います。
2010年6月22日火曜日
【生活】 海外武者修行 その3 はじめての仕事!はじめての経験!
なれない環境、言葉、文化の中で生活したり、仕事したりと言うのは、自分が思っている以上に慣れるのに時間がかかると言う話を以前ブログで書いたと思いますが、はじめて仕事した時に体験したことを今日は紹介したいと思います。
まず、初めての海外生活で大変だったのが、普段の当たり前の生活を、当たり前にすることが大変でした。僕の語学力不足もあるのでしょうが、言葉は通じないし、何をするにも壁を感じました。
とにかく生活が落ち着かないと、仕事どころではありません。僕の場合は、僕も妻も初めての海外生活だったし、子供も生後8ヶ月程度だったので、本当に普通の生活を取り戻すだけでも大変でした。
生活が落ち着くのに大体1ヶ月ぐらいはかかると思います。それから、ようやく仕事に集中できる環境になります。
仕事も日本と全然違うワークフロー、異なったソフト。多くのインハウスツールなど、環境が日本とまったく違います。日本で当たり前にやっていた事が全然出来ません。CG初心者に戻ったように錯覚すらしました。実は僕は素人だったんじゃないか???って何度も思いました。簡単な修正にも思っている以上に時間が懸かって何度も凹みました。
特に違いを感じたのは日本のようにモデルを作りこむのではなく、シンプルなモデルにディティールはすべてディスプレイスメントで作り込んでいるのには、度肝を抜かれました。。。。
今までモデルで造形していた物を、描かなくてはいけなかったのです。。。。海外では何処も主にレンダーマンベースでサブディヴィジョンを使用していると思うのですが、これが僕にとっては初体験。
(レンダーマンサブディヴィジョンの使用経験はあったんですが、モデルがシンプルすぎて、そこに驚きました。)
他の海外プロダクションが同じようにシンプルなモデルを使っているかは解りませんが、ALの木や草、岩のモデルははサブディヴィジョンかけた瞬間に、けっこう細かいディティールが無くなってしまうので、細かいディティールはすべてディスプレイスメントで作りこみました。
もともとMudboxは触ったことあったんですが、Zbrushは触ったことが無かったので、まずツールを覚えるのに四苦八苦。ツールが使えるようになっても、他のアーティストと同じクオリティを出すのに四苦八苦。
インハウスシェーダーに関しても、ネットワークの組み方が全然日本と違うので、ここでも四苦八苦。
唯一普段と同じように使いこなせたのはPhotoshopだけでしょうか?Mayaに関してもカスタマイズされていて、なかなか馴染めませんでした。
もう!まさに入社したての新入社員の心境でした。それでもやはりツールは道具ですね。使い込んでいくうちに慣れてきて、徐々に思い通りの物が作れるようになってきます。
本当なら残業してでも、作業したり、ソフト覚えたりしたかったんですが、規則で残業は許可が必要だったし、限られた時間で他のアーティストと同じものを作らないといけないプレッシャーはけっこう辛かったですね。
特に僕の入社時期には、プロジェクト自体が過渡期に入っていて、ほとんど時間的な余裕が無かったので、なおさら自分の出来の悪さに凹みました。。。
それでも、何だかんだで色々な事を覚えたり、仕事の環境に慣れたり、ツールが扱えるようになって、他のアーティストと同じようなクオリティが出せるまで1ヶ月以上はかかったっと思います。
生活が落ち着いて、仕事に慣れるまで計2ヶ月ほど費やしました。今考えれば、何をそんなに焦っていたのか不思議に思いますが、初めての事ばかりで、いきなり何でも上手くできる訳がありません。
これから海外転職する人、しようと思っている人も僕と同じように、素人に戻ったような錯覚をすると思います。そんな時は、僕の経験から言えることは慌てずどっしりと構えて、自分のペースで作業するようにして下さい。
いくら焦っても日本と同じようにできる訳ではないです。焦って実力以上の物が発揮される訳でもありません。
慌てず、焦らずどっしりと構えて下さい。先方のプロダクションもスーパーバイザーも仕事はじめて数週間で結果を出せという様な無茶は言わないと思います。
ある程度、試用期間を見てくれると思います。そして、慣れたきてからペースアップ、クオリティアップしていけば問題ないと思います。
っと偉そうなことを言っても、僕自身は焦り慌てふためいて、自分の駄目さに何度も凹み、妻に「俺は駄目だ!」っと何度も愚痴を聞いてもらったり、日本の友達に慰めてもらったりしていたので(^^;
皆さんも同じような心境に陥ったら、僕のブログのことを思い出して頂ければっと思います。
初めてのことで全てが上手く行く訳ないので、失敗は失敗で次へ繋げれば良いと思います。これは自分自身にも言い聞かせていることですが。
あと海外転職を考えている人は、日本語対応しているソフトでも、出きるだけ英語版を使用する方がいいと思います。それだけでも、慣れるまでの時間を相当短縮できると思います。
2010年6月17日木曜日
【生活】 海外武者修行 その2 海外での貯蓄と育児
本音で話ますと、海外で育児をしながら貯蓄をすると言うの少し難しいかも知れません。貯蓄は十分可能ですが、日本に居るときと大差はないと思います。単純に金銭だけを目的に海外転職を考えているならば、おそらく日本国内でフリーランスとして地道に仕事をしている方がお金は稼げると思います。
理由は色々ありますが、それは後ほど説明したいと思います。
給料だけを考えると日本よりも海外の方が単価が高く、日本よりも貯金が出来そうな気がしますが、実は海外では税金が非常に高く、家賃、子供用品、託児所、日本人学校など、日本に比べて非常に高いです。
税金は給料の25%~40%ぐらいです。所得が多くなるにつれて、税金も高くなります。
シドニーでの家賃は、以前のブログでも紹介しましたが会社の近郊に家族で生活するための物件を借りた場合、月々2000ドル前後は必要になります。
託児所はパブリックの託児所でも一人一日80ドル~100ドルかかります。毎週5日預けた場合、100ドル×20日=2000ドル。子供が二人いる場合は、その倍です。
(基本、海外転職してお子様がいる場合は、奥様は専業主婦になると思うので、基本託児所に預ける必要はないと思います。)
学校に関しては、パブリックの学校は永住権を持っている人と、持っていない人で学費がことなります。もちろん永住権を持っている人は、ほとんど無料に近い学費で通学できます。しかし、永住権を持っていない、もしくは日本人学校に通学させるとなると、かなりの費用がかかります。
子供用品に関しては、日本の倍の値段です。例えばパンパース24枚入りで18ドル~20ドルです。
ミルク、離乳食品、子供ケア用品なども日本に比べて種類も少なく、値段は1.5倍ぐらいでしょうか?
おもちゃやベビーカーなどは、日本と比べて同じぐらいの値段でしょうか?
医療に関しても、日本より遥かに高い医療費が必要です。特に小さな子供が居る場合は、医療とは切っても切り離せないでしょう。
車は本体こそ日本と同じような値段で購入できますが、保険や維持費などは日本よりも高いです。ガソリンも税金が非常に高いので、日本の倍値ぐらいでしょうか?
(僕は契約期間が短かったこともあり、移動は徒歩か公共バス、電車を利用してました。)
あと駐車場代に関しては、場所にも寄りますが週100ドル。月で400ドル程度必要になります。
こう考えると、いったいいくらもらえば貯金できるのか?逆算してみたくなりますね。。。。。。
しかし、贅沢をせず普通に家族で生活する分には、十分な収入を得ることはできると思います。
ただ、貯蓄となると少し話は別になります。まず、契約期間!もちろん契約が長ければ長いほど貯蓄できます。
僕のように半年~1年で、国を行ったり来たりすると、属に言う引越し貧乏になってしまいます。せっかく貯蓄しても、引越し代ですべたが水の泡?っということになりかねません。同じ国で長く働ければ働くほど、貯蓄はできるでしょう。
オーストラリアでは福祉厚生がしっかりしているので、ほとんどの人が貯蓄をしません。こちらの人は毎週給料をもらって、毎週散財します(笑
しかし、日本は福利厚生がしっかりしていないので、どうしても将来のために貯蓄をしなければいけません。 安定という事だけを考えるなら、絶対に日本で働いている方が安定していると言えると思います。
なんだか、ここまでの話を聞いていると妻子持ちで、海外転職するメリットがあるのか疑問に思う方もいると思います。
しかし、単純な金銭だけの計算だけではなく、色々なことを考慮すれば妻子持ちの方にこそ海外転職をしてほしいと思います。
まずは労働時間です、確実に海外の方が労働時間は短いです。また、プライベートな時間を確保しやすい生活環境、習慣です。帰宅時間は日本で働いている時よりも、早い時間に帰宅できます。特に子供が小さい間と言うのは、成長が早く、その瞬間、瞬間を子供と過ごすことが出来ます。これは父親、母親にとって大きなメリットです。
(時給換算すると日本よりはかなり良い収入だと言えると思います。ただ、子供に関する出費も多いですが。。。)
次に日本にはない大自然。大きな国立公園など、日本では経験できようなことを子供に経験さしてあげることが出来ます。
また子供だけでなく、自分自身も海外でないと経験できないことを沢山経験できます。仕事もそうですし、違った文化、習慣を実際に体感する事が出来ます。海外旅行と海外生活はまったく別のものです。
それだけに苦労も多いと思いますが、苦労に見合った経験ができると思います。
それだけのためにリスクを犯して海外転職するかどうか?と言う問題は各個人の価値観によりますが、僕にとっては家族と過ごす時間と言うのは特別なものであり、特に子供が小さい間は、できるだけ子供と一緒に過ごしたかったので、海外転職を決意しました。
もちろん、自分のやりたいことが海外にあったというのも大きな理由の一つですが。
ちなみに補足ですが、次に行く可能性があるかもしれない国!シンガポールについて少し調べてみました。
税金は10%程度だと聞いています。家賃は月2000シンガポールドル前後。
託児所に関しては、一人1700シンガポールドル。その他、食費、公共料金などは日本の半分程度だと聞きました。
車に関しては、日本の3倍ぐらいの値段かかかるそうです。治安に関しては、国の人口に対して、警官の数が非常に多く、治安は良いと聞きました。
ただ、シドニーほどの国土がないので、どちらかと言えば近代都市(東京)に近い感じでしょうか?
自然はシンガポールには皆無に近いと聞きましたが、近隣諸国の観光地までフェリーが比較的安価で出ているので、週末は南国リゾートで家族と過ごすという手もあるそうです。
(ただ、さすがに安いと行っても、毎週はいけませんが。。。。)
また、その他にも妻子持ちの方、独身の方で質問などがあれば、メールフォームより質問していただければと思います。わかる範囲でお答えしたいと思います。
2010年6月15日火曜日
【生活】 海外武者修行 その1 初めての海外生活
E3の話題に触れるかブログのネタに迷ったんですが、仕事が忙しいのもあって、あまりE3に関しては情報が集められなかったので、帰国までの間に、僕のシドニーでの初めての海外武者修行を4、5回にわたって振り返ろうかなっと思います。
第一回目は、初めての海外生活について紹介したいと思います。
多くの人は海外旅行はあるけど、実際に海外で家を借りて生活するのは初めてだと思います。僕もそんな一人でした。正直、英語の喋れない僕が海外で生活できるのか?仕事できるのか?家族を養っていけるのか?色々な事が不安でした。
特に僕の場合は生後8ヶ月の子供を伴っての、初めての海外だったため、本当に色々なことで戸惑いました。
日本ならすぐ出来る事も、こちらでは言葉の壁、文化の違いなどあり、はじめのうちはほとんどの事が上手く行きませんでした。そんな教訓を生かすために、海外生活に向けて、まず何をはじめにしないといけないか?ざっくりと紹介したいと思います。
-海外引越のための準備
-Visa取得のための書類集め
-現地での口座開設
-現地で携帯電話取得
-現地での家探し
-現地での水道高熱会社との契約
-家具、家電の購入
大体、上記に挙げたことがすべて完了すれば、何とか普通の生活を送るための準備が整います。
-海外引越しの準備
基本的には、国内の引越しと同じですが、国によっては持ち込めない物(特にペット、穀物の種子など)があるので、引越しの際には十分注意する必要があります。大体は海外引越し専門の業者であれば、詳しいと思うので、見積もりを出す際にでも確認する事をオススメします。
また、海外引越しには船便、航空便がありますが、ほとんどの方は船便を利用する事になると思います。船便は航空便に比べて安く、多くの荷物を運ぶ事が出来ます。反面、航空便に比べて時間は大幅にかかってしまいますが、おそらくこの段階では、現地での住所も決まっていないので、船便で問題ないかと思います。ちなみに、船便での引越しの場合、行き先にもよりますが現地に荷物が到着するまで1ヶ月~3ヶ月程度必要になります。
また、勤める会社によっては引越し費用をいくらか負担してくれる会社もあるので、それも電話面接などの際に確認すると良いと思います。
(ALの場合はVisa取得費用全額、引越し費用、飛行機代を含めた上限A$6000を補助してくれました。日本円で50万弱でしょうか?あと家が見つかるまでの間のホテル滞在費2週間分も会社が負担してくれます。正直、この金額では片道の飛行機代と引越でなくなります。帰りは全額自腹で帰国する必要があります。)
補足:生活家電、家具、車などは、まず持っていくことが出来ません。持っていくと莫大な費用がかかります。引越しは必要最低限の物だけを持って行って、現地で購入する事になると思います。
-Visa取得のための書類集め
これは国によって、提出書類が違うので、一概にこれが必要というのは難しいですが、注意したいのは大学、もしくは専門学校などの最終学歴の卒業証書です。紛失してる方もいると思いますので、そういう方は再発行の手続きを早めに取っておくと良いと思います。
また提出書類荷関しては、国によっては英訳して提出する必要があるので、もし英訳が必要な場合は多少お金がかかりますが、翻訳業者などを使うとより確実です。
-現地での口座開設
現地に到着したら真先にやらないといけないことですね。現地の銀行に直接行って、口座開設するのも一つの手ですが、会社から特に銀行の指定が無い場合などは、日本にも勤め先にもある外資系の銀行で、あらかじめ日本国内で口座を開設していくと、いくらか現地での手間が省けます。
ただでさえややこしい手続きを英語ではなく、日本語で行えるので、精神的にかなり楽です。
-現地での携帯電話取得
これは家を借りる時や、現地の銀行などから緊急の連絡を受けるために必要になります。不動産会社によっては、電話連絡できない人には、賃貸してくれないケースもあるので、必ず携帯で取得するようにして下さい。海外ではプリペイド式の手軽なものから、レンタル、月額契約の物まで様々な種類の携帯があります。
このあたりは契約期間や自分の用途にあった物を選ぶといいと思います。
-現地での家探し
これは非常に苦労すると思います。もし1週間や2週間で家が見つかればラッキーです。大体1ヶ月弱はかかると見たほうが良いと思います。また、必ず現地で有名な不動産サイトがあるので、日本で前もって現地の家賃、支払方法などを調べておくと良いでしょう。
賃貸するためには、不動産屋さんに行って、インスペクション(不動産見学?)をして申し込みをするのですが、必ず他の人と競合することになると思います。申し込みが一人だった場合でも、不動産屋によっては貸してくれないケースもあります。
(現地での収入実績がないので、家を借りれないケースがあります。)
そこで、会社からワークリファレンスと言う書類を書いてもらいます。これは会社が僕に対して年間いくらで契約しています。という保証書のようなものです。いわゆる会社が保証人ですよと証明してくれる書類です。
これがあるのとないのとでは、不動産屋の態度が違います。会社の人事に相談して、用意してもらうと比較的スムーズに運ぶと思います。
-現地での水道高熱会社との契約
これもまた非常に面倒な手続きなので、できればネットで申し込みできる会社と契約すると便利です。電話のみで受け付けている場合は、英語の話せる人に代わりに手続きしてもらうか、思い切って自分で契約するしかありません。シドニーの場合は、無料の通訳サービスがあるので、そちらを利用すると通訳を介して、契約する事が出来ます。また、賃貸物件によっては、水道費が家賃に込みの場合もあります。
-家具、家電の購入
ここまでくれば、後は新生活に向けた家具、家電の購入。新生活のためのインテリア選び。ここで注意しておきたいのは、契約期間にもよりますが、多くの家具は現地において帰らなければなりません。国外へ持ち出すためには買った以上の費用がかかります。契約期間が長いのであれば、それなり物を購入しても良いと思いますが、最終的には売るか捨てるかと言う選択肢になるので、家具や家電はレンタルで済ませると言う手段もあります。もしくはIKEAなどで安く買い揃えて、帰国の際は現地の友人やオークションで売買すると言う手段もあります。
ざっと書きましたが、これだけ終わってやっと普通の生活をおくための準備が出来ます。そして、現地の環境、言葉、文化になれて、普段と変わりない生活が送れるまで、更に1ヶ月から2ヶ月は必要になるでしょう。
本当に初めての海外生活は大変な事が多いと思います。しかし、その苦労に見合った経験もいっぱいできると思います。
次回は妻子持ちで海外転職を目がしている人のために、生活費から貯蓄に関して、子供にかかる費用などについて紹介したいと思います。
2010年5月17日月曜日
【仕事】 海外就職のデメリットとリスク
これは僕が個人的に感じたことなので、すべてのケースにおいて適合する訳ではありません。
あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。
デメリット
・雇用問題
・Visa問題
・海外医療
リスク
・帰国後の雇用確保
雇用問題
海外の多くのプロダクションは、正社員を雇わずフリーランスのデザイナーを雇用します。
したがって、プロジェクトが終了すると、多くのフリーランスは他の会社へ行くか、別の会社を探さなければいけません。
プロジェクトが継続して受注できているような大きなプロダクションなら、フリーランスとしても数年働けるケースもあると思います。
また人材難なLighting TD、VFX TD、Shader Writer、MattePainterど職種によっては継続して働ける場合もあります。
多くのプロダクションが仕事を断続的にしか受注できていません。そのためプロジェクトが終わると、蜘蛛の子を散らしたように、バラバラになっていきます。
(こちらでは派遣切りやレイオフという表現はあまり使わず、むしろ契約が終了するのは当たり前という感じです。)
そして、数ヵ月後に始まるプロジェクトのために、またフリーランスを各国から集めるのです。
この時に、再び出戻りで元のプロダクションに戻ってくる人も多いようですが、プロジェクトの予算、規模によって雇用人数も変わってします。必ずしも戻ってこれるとも限りません。
僕自身も例外ではありません。
僕はALと7ヶ月契約(契約延長オプション付)を結びました。プロジェクトの兼ね合いから3ヶ月の延長オファーを受けましたが、第二子出産で7月に一時帰国しなければならないので、1ヶ月だけ契約を延長しました。
僕のように延長のオファーを受ける人もいれば、延長のオファーすらないまま契約終了する人も多く存在します。
これは海外では当たり前の事です。また、僕のように家族を従えての移住には収入にも大きく影響してきます。
家族を養わなければならないので、必然的に給料の最低ラインというのが、独身者よりも高くなります。
独身者が有利というわけではありませんが、独身者の方が交渉の幅は広いと思います。
海外で雇用を確保し続けるのが最も困難な問題です。 特に初めての海外就職だった場合は、なおさら大変だと思います。
Visa問題
雇用の確保につながる話ですが、外国人である以上Visaは必ず必要になります。国によって取得難度、有効期間など様々ですが、基本的にどの国でも例外なくVisaが失効すれば働けなくなります。
そうなると残された道は帰国するしかありません。再び海外で働くためには、また高い費用と手間を掛けてVisaを取得しなければなりません。海外で働く上でVisaは切っても切り離せない問題です。
海外医療
以前の日記でも述べましたが、医療に関しては永住権、市民権を持たない人と持っている人では天と地ほどの差があります。僕のように小さな子供(1歳7ヶ月)の子供や妊婦の妻を持ている場合は、医療問題は大きな問題です。
仮に独身者であっても、いつ事故や病気になるかわかりません。しかし、外国人である以上はすべてに保険が適用される訳ではないので、常に高額の医療費を支払うことを念頭においておかなければなりません。
帰国後の雇用確保
海外で数年、十数年働いたとして、Visaの失効やその他の理由で帰国を余儀なくされた場合、帰国後の雇用確保というもの問題になってきます。日本の場合、海外ほど完全な分業制をしいていないので
海外でスペシャリストとして働いていたからといって、雇用が確保できるとは限りません。
日本の多くのプロダクションはジェネラリスト制をしいています。モデリングしか出来ない人、テクスチャーしか描けない人、そういう状態で職を探さなければなりません。
また、日本では多くの会社が中途採用に35歳未満という条件が付きます。これはあくまでも目安なのでしょうが。
海外では当たり前のように40歳50歳近い人がモデリングやテクスチャーを描いていますが、日本ではなぜか年齢制限があります。
おそらく日本は30歳を過ぎたあたりから、管理職に就くからだと思うのですが。。。
管理職よりも歳老いた作業員は不要ということなんでしょうか?
僕はいまだに日本の中途採用、転職に年齢制限があるのが不思議です。
多くのアーティストは自国で5年~10年近く経験をつんで、海外に出て行く人がほとんどです。
5年以上の実務経験がないとVisaが下りない国もあるので、必然的に海外で働き出すのは30前後になります。実際にALでも20代の人はほとんどいません。多くが30前後、もしくは35歳前後の人がほとんどです。
海外で働いた時点で、年齢的に日本への帰国、復帰というのが難しくなります。
僕が感じた大きな問題をざっくりと挙げてみましたが、その他にも年金や手当てを老後、日本で受領できないという可能性もあります。
(年金に関しては、任意継続で海外からも支払い可能ですが、もらえる額はおそらく最低額だと思います。)
その他には、言葉の問題、制作環境、ワークフローの違い、言葉が通じないがために、自分の能力を100%発揮できない。誤った修正をしてしまい普段よりも手間がかかる。
制作環境、ワークフローの違いから、日本で働いていたように自分の能力を発揮できない。
(時間と共に慣れてくれば、この問題は解消されます。)
その他にも大小含めてデメリット、リスクが存在します。海外就職はメリットだけではありません。
メリット、デメリットを十分理解していただいて、今後も海外就職について考えて頂ければ幸いです。
番外編(デベロップメント締切直前)
昨日の日記であえて書かなかったのですが。。。。現在のライフスタイルについて紹介します。
公開直前のデベロップメント締切の最終段階だとお考え下さい。
AM08:30 出社、朝食
AM09:00 作業開始
PM14:00 遅めの昼食
PM19:00 コーディネイターと進捗確認、作業内容打ち合わせ10分程度
PM21:30 退社
PM22:00 帰宅(それよりも遅くなるケースもあり)
というように労働時間だけで言うと、日本とさほど大差ない感じになります。
そして、このライフスタイルを週6勤~7勤で1ヶ月~2ヶ月ほど続けます。
(日本のように全員に近い状態で出勤という訳ではなく、締切が近い人が入れ替わりで作業する感じです。)
締切前はどこの国も似たような感じになります。ただ、日本との違いは残業代がきちんと支払われる。
もしくは、有休として変換されるという事ぐらいでしょうか。
本日は海外就職のデメリット、リスクに関して紹介させていただきましたが、参考になったでしょうか?
明日は幾人かの人から、質問を頂いているので、答えられる範囲でお答えしようかと思っています。
2010年5月16日日曜日
【生活】 海外生活 理想のライフルスタイル
平日(平常業務時)
AM07:00 起床後、子供や妻と、朝のひと時。
AM07:30 家を出て徒歩で40分掛けて会社へ
AM08:10 出社。会社のキチンで朝食を調達。(朝食は会社で無料で食べれます。トースト、フルーツなど軽食程度ですが。)
AM08:30 自分のデスクで朝食を食べながら、メールチェック、その日の作業内容確認。
AM09:00 作業開始
大体、午前中から昼過ぎの間にRoundというスパーバイザーのチェックを週に2、3回行います。
デパートメントによってはDailyという毎日、試写室でチェックする場合もあります。Lightingなどはこの方法ですね。
PM01:00 昼食(毎週木曜日のみ会社から無料で全員にビュッフェはふるまわれます。)
PM02:00 作業再開
PM06:00 コーディネイターによる毎日の進捗報告、次の日のための軽い打ち合わせ10分程度
PM06:30 退社
PM07:10 帰宅、夕食を食べながら家族の時間を楽しむ。
PM07:30 家族で子供のための時間を過ごす。主におもちゃや絵本などで子供と遊ぶ。
PM08:00 子供の入浴。我家では父親の仕事。この時だけは妻が育児から開放される大事な時間。
PM08:30 夜のおやつタイム。シドニーでは美味しいフルーツが日本よりも格安で帰るので、基本フルーツを食べる。
PM09:00 子供を寝かすため家族で寝室へ。日によるが、子供が寝付くまで一緒に過ごす。
PM10:00 子供が寝たら、妻と二人でお茶をしながら、映画見たり、ゲームしたり、談笑したり。子供が起きてると何も出来ないので、この時だけは夫婦の時間。
AM00:00 就寝
というのが、基本的な一日の過ごし方です。それでは仕事の過渡期はというと?
平日(締切前などの過渡期)
AM07:00 起床後、子供や妻と、朝のひと時。
AM07:30 家を出て徒歩で40分掛けて会社へ
AM08:10 出社。会社のキチンで朝食を調達。(朝食は会社で無料で食べれます。トースト、フルーツなど軽食程度ですが。)
AM08:30 自分のデスクで朝食を食べながら、メールチェック、その日の作業内容確認。
AM09:00 作業開始
大体、午前中から昼過ぎの間にRoundを週2、3回。締切が近いと作業が終了した時点でスーパーバイザーに報告、個別にチェックする事がほとんどになります。
PM01:00 昼食 木曜日のビュッフェ以外は、基本的にデスクで作業しながら昼食。
PM07:00 コーディネイターによる毎日の進捗報告、次の日のための軽い打ち合わせ10分程度。締切が近づくと最も忙しくなるのはコーディネイターだと思います。
PM07:30~08:30 退社。自分の残り作業によりますが、1時間から2時間程度の残業が発生します。 残業する場合は、会社から夕食がふるまわれますが、僕は基本的に家で夕食を食べていました。
PM20:30 帰宅、一人で夕食を食べながら家族の時間を楽しむ。
PM21:00 少し遅めの子供とお風呂。
PM09:30 子供を寝かすため家族で寝室へ。日によるが、子供が寝付くまで一緒に過ごす。
PM10:00 子供が寝たら、妻と二人でお茶をしながら、映画見たり、ゲームしたり、談笑したり。
AM00:00 就寝
という感じです。
休日の過ごし方は、ほぼ家族で出かけたり、家でのんびりしたりですね。シドニーでの生活は限りなく僕が理想にしているライフスタイルに近いです。
しかし、海外生活はメリットだけではありません。今まで海外生活の良い部分ばかりを述べてきましたが、明日は僕も現在直面している、海外就職、海外生活のデメリットについて紹介していきたいと思います。
2010年5月15日土曜日
【その他】日英豪仏 比較
テキストは友人のアベキヨさんの日記から引用しています。
天気の移り変わり
日: だいたい西から変わっていく
英: 東西南北どの方向からも変わる 天気予報が全く当たらない 空を見てると1日のうちでいろんな方向に雲が流れる
豪: 都市によって微妙に気候が違う。
米: 場所によって全然ちがうけど、カリフォルニアは基本快晴。冬は10度くらいまで下がるんで、思ったより寒かった。ちなみに海水は夏でも結構冷たい。
仏: 梅雨は無く、まとまった雨は降らないので基本傘をささない人が多い。春夏秋冬=2:1:2:5な感じ
人種構成
日: ほぼ日本人で構成。外国人が少ない。
英: いろいろなところから来た人が多い。最近は東欧から来ている人が多いそうだ。携帯ショップは何故かいつもイラン系の人が接客担当だった。会社はやはりブリティッシュが一番多いが、西欧からの人も割と入る。
豪:移民が多く、特にインド人、中国人、韓国人が多い。
米: 人種のるつぼと言われるが、実はミックスサラダ状態。数多くの人種がいても基本的に、人種ごとで固まっている。
仏: アフリカ系(セネガル、コンゴやマリなど)黒人、カリブ海(グアドループ、マルチニーク)系黒人、北アフリカのマグレブ系(モロッコやアルジェリア)、ベトナム系など。
最近は東ヨーロッパ系(ユーゴスラビアやルーマニア)、中国人も増加
車
日: 左側通行
英: 左側通行
豪: 左側通行
米: 右側通行
仏: 右側通行
エスカレーター
日: 左による(東京)
英: 右による
豪: 右による
米: 寄ってるの見たことない・・・
仏: 右による
歩行者信号
日: 赤なら止まる
英: 止まらない、機をみて渡る
豪: 止まらない、機をみて渡る
米: ってか、うちの辺りでは歩行者自体をあまり見ない・・・
仏: 止まらない、機をみて渡る
電車
日: きっちり営業
英: なんとなく営業。しかも土日は結構の路線で営業してない。これはオリンピックまでのリフレッシュ工事のせいらしい。
豪: なんとなく営業。かなりabout。
米: ほぼ車移動オンリー。LAは地下鉄も走ってるけど、あまり乗ったって聞いた事ないなぁ。
仏: 営業。数ヶ月おきにストで利用困難。
長距列車
日: 始発の駅ならば10分位前には所定のホームに入ってくる。
英: 5分前まで、どのホームに入ってくるか分からないので、駅入口でたくさんの人が待機 分かった途端に一斉にホームに向かう。
豪: 乗ったことが無いので、わかりません。。。
米: 長距離列車って貨物専用だけ??
仏: 基本、最低5分前くらいには案内板に出発ホーム番号が記載される
バス
日: 主要駅から電車を補う形に営業
英: いろんな所を通ってるので便利、24時間営業、ちなみに僕はバス通勤 ただし、いきなり途中で止まってあとから来てるバスに乗り換えてとかいわれたりする。
豪: いろんな所を通ってるので便利。かなりの地域をバスがフォローしている。トラベル10という専用プリペイドだと少しお得。
米: バスもあまり乗ったって聞かないです。基本的には公共交通機関は学生やお年寄りや低所得者層の移動手段って位置づけになってるかも。
仏: 地下鉄並みに便利。ただし土地勘ありの人が主に利用。
道路
日:車がスムーズに走れるように舗装がきれい。
英: 凸凹や車線を狭くしてスピードができないようにしている。 舗装も継ぎ接ぎだらけでボッコボコ。
豪:日本とそれほど違わないが、ガードレールが無いので、少し怖い。
米:高速道路でも道路がデコボコ。運転も荒いし、あまり上手じゃない人が多い印象。車線変更の時はウインカー出して欲しい…
仏: 場所によっては石畳
運転免許
日: 有効期間がある
英: 一度発行されるとずっと有効(英国は70歳になるまで有効。)
豪: 日本の免許書を専門機関で翻訳すれば、オーストラリアの免許に切り替え可能。
米: 日本の免許持ってても筆記&実技試験受けました。カナダはいらなかったのに… 基本は5年だけど、就業ビザで働いてるとビザの期間分しか出ません。これは不便!
仏: 無期限みたいです
インターネット
日: 光ケーブル、もしくは40MbなどのADSLが主流、モバイルでも20Mb以上出る
英: ADSL(最速20M)が主流、モバイルは3.6Mbか7.2Mb(7.2Mbは期間契約が必要)
豪: ADSL2+(最速50M)が主流、モバイルは3.6Mbか7.2Mbのダイアルアップ)日本に比べて5、6年は遅れてるかも。
米: 一番多いのはケーブルテレビのインターネット。スピードはいくつか選択肢があって、うちのやつは15Mb。アメリカはインフラあんまり強くないです。
仏: よく知らない。多分ADSL。光ケーブルとか聞いたことない。
ATM
日: 50万円まで引き落とし可能、駅前やコンビニでは24時間営業も
英: すべてのATMが24時間営業 特にブースはないので、ちょっと危険 一度に降ろせるのは£590(約7万円)が限界、£250も結構ある。
豪: すべてのATMが24時間営業 特にブースはないので、ちょっと危険。一日におろせる限度額は$1000まで。
米: 知ってる限りは大体のATMが24時間営業 基本は$500までだけど、銀行に言えば制限外せます。
仏: すべてのATMが24時間営業 ブースはない。引き出し金額はカードの種類による
支払い
日: 現金かクレジットカード
英: 殆どのところで銀行キャッシュカードによるVISAデビットカードが使える
豪: ほぼカード払いが主流。もしくは現金。
米: 人によるだろうけど、ほとんどどこでもカード使えるんで、現金を持ち歩かなくても大体の場合は大丈夫。
仏: 10ユーロ前後以上はカード、それ以下は現金が主流
衛生
日:きれい。しかし、公共の場で痰を吐く(男性)
英:あまりきれいではない。でも職場のある繁華街は清掃員が一生懸命掃除してくれている。バスの中はごみが結構置きっぱなし。
豪: 綺麗だと感じます。ただ、日本ほど綺麗で清潔ではないです。トイレとかは、ま~~それなりっといった感じです。電車は少し汚いかな???インド人、中国人が多い地区は、若干不衛生。
米: 公共施設は劣悪。
仏:あまりきれいではない。公共の場で唾を吐く人あり(男性)
マナー
日:あり。平均的に統一。
英: あり、人によりまばら。 でもイングランド人はマナーがいい気がする。
豪: 非常に綺麗だと感じます。ただ、日本ほど綺麗で清潔ではないです。
トイレとかは、ま~~それなりっといった感じです。
電車は少し汚いかな???インド人、中国人が多い地区は、若干不衛生。
米:
仏:あり、人によりまばら
タバコ
日: 300円、分煙されてる、人通りの多い屋外では禁煙
英: £6.4(1000円) 屋内は禁煙 屋外はどこでも喫煙可能
豪: $10~12ぐらい。(日本円で1000円前後)。禁煙スペース以外では、ほぼ自由。歩きタバコがかなり子供に危険。一部の都市では、日本のように禁煙化が進んでいる。
米: $10ぐらい。(日本円で1000円前後)。屋内は全部禁煙(カリフォルニアの州法で決まってます)歩きタバコは見たこと無いなぁ。
仏: 5ユーロ前後(600円くらい)。レストラン・カフェは禁煙。テラス席、屋外は喫煙OK
携帯マナー
日: 公共の交通機関、屋内の施設では禁止。
英: 公共の交通機関でも禁止されてない 地下鉄は電波が入らないがバスは非常にうるさい。下手すると5割近くの人が携帯で話してる。
豪: 公共の交通機関でも禁止されてない 地下鉄は電波が入らないがバスは非常にうるさい。下手すると5割近くの人が携帯で話してる。
米: カナダもそうだったけど、結構みんな気にしないで使ってる感じ。日本人はかなり携帯の会話音に敏感だと思う。
仏: 交通機関でダメマークとかあっても適当に使ってる
ドア
日: 開けたら閉める
英: 次の人がいたら開けて待ってる(特に男性)
豪: 次の人がいたら開けて待ってる(特に男性)
米: 次の人がいたら開けて待ってる(特に男性)
仏: 次の人がいたら開けて待ってる(*人による)
英会話のレッスン
日: 録音可能
英: 法律で録音禁止
電圧
日: 100ボルト
英: 240ボルト(これのせいで、バスルーム(洗面所含む)には髭剃り用の弱い電圧のコンセントしか設置してはいけないと法律で決まっている。 ケトルはその分早く沸く。)
豪: 220から240ボルト
米: 110ボルト。日本の電化製品も短時間だったら問題なし、だと思う。
仏:
水
日: 軟水
英: 硬水(ロンドン)、台所の金属のうえに水をこぼしてほったらかすと白くなる。ライムクリーナーなる物で除去
豪: 硬水(シドニー)
米: 西海岸の水は軟水に分類されるみたいです。
仏: 硬水(水道水は飲める)
洗たく機
日: 縦か斜めで、通常洗面所付近に設置
英: 横のドラム式、通常台所に設置
豪: 縦か斜めで、通常洗面所付近に設置
米: アパートだとコインランドリーが多い。日本に比べるとかなりイケてない印象
仏: 縦でも異様ーなタイプ。通常は横のドラム式
トイレットペーパーホルダー
日: 住居に付随
英: 居住者が準備(そのため僕はスタンド型のホルダーを買いました)
豪: 住居に付随
米: 住居に付随
仏: 居住者が各自購入、又はアパートによる
便座
日:便器に付随
英:フラットによると思うが、通常付随しているよう。居住者が各自購入の場合もありの模様
豪: 住居に付随
米:
仏:居住者が各自購入、又はアパートによる
トイレットペーパーの垂れ方向
日:前
英:前
豪: 前
米:
仏:後
風呂
日:毎日入る、主に晩
英:朝シャワー(シャンプーは時々)
豪: シャワー、主に朝。頻度は不明。
米:
仏:朝シャワー(シャンプーは時々)
お湯の出具合
日:完璧、温度調整はデジタル
英:フラットによる、ただデジタルのものを装備しているところは皆無と思われる。 電気の湯沸かし器はあまり温かくならない。
豪: 住居によって、電気、ガスとお湯の元が違います。アパート、マンションタイプの水周りはしっかりしてますが、ハウスタイプの場合は、かなり水周りのトラブルが多いようです。建物によって、まちまちな感じでしょうか?
米: 文字通り湯水のごとくお湯が季節に関係なく出る。無駄遣いの象徴。
仏:まばら、赤と青のノズルを手動で微調整
食品用ラップ
日: おさえてクルッ!
英: 切れん、一応カッターぽいものが紙製でフタについてるけど、、、役に立たない
豪: 日本の安物ラップ程度。それなりに切れます。不自由は感じない。
米: 一回アメリカのやつ使って使いづらかったんで、日本食料品店でサランラップ買ってます。
仏: へなへなしてる。取るのに苛立つ
始業時間
日: タイムカードなどで記録
英: (うちの会社)信頼、遅れても何も証拠がない
豪: うちの会社はタイムシート(webで自己申告、週50時間拘束、残業休日出社は上司の許可が必要。)
米: うちの会社はタイムシート(webでチェックイン&チェックアウトの時間を記録して勝手に後からは変えられないです、週40時間拘束、残業休日出社は上司の許可が必要。)
仏: (うちの会社)基本時間があるが20分前後でまばら *タイムカードなどあったら多分ストライキで抗議
会社での地味な仕事
日: みんなでやる
英:(放送営業業界では)ランナーと呼ばれる人たちがやってくれる。デスクにライトがないといえば持ってきてくれるし、マシンの調子悪くなると駆けつけてくれる。
業界経験と知識がない人が業界への入り口としてやることができるポストらしい。
豪: うちの会社では自分でやる。勤怠、仕事などに関してはコーディネイターがフォロー。マシン、ソフトウェア関係はヘルプデスクという部署にメールすれば迅速に対応してくれる。
米: 大体は担当のプロダクションマネージャーやコーディネーターの人がやってくれるかな。設備や機材は会社の専門部署で一括管理してるのでヘルプ連絡。
仏: 適当
給料形態
日: 月払い
英: 月払い(隔週もまだ存在しているらしい)
豪: 週、隔週、月払いと会社によってばらばら。基本的には週払いが基本。うちの会社は月払い。
米: 隔週払いが多いっぽい。うちの会社も隔週払いで、タイムシートの締め切りと給料日が週末に交互にきます。前の週に閉めた分が翌週払われるんで、この辺手続きがスピーディーな印象。
仏: 月払い
仕事上での経費の支払い
日: 現金か振り込み
英: チェック(給料は振り込みなのに、、、割と英企業では経費はチェックらしい)
豪: コーディネイターが窓口二なり、会社から口座に振り込み。
米: 小額決済だったらチェック(小切手)で渡されます。大きな金額は使った事ないんで不明。
米: 小額決済だったら振り込み。大きな金額はボスに小切手もらうか、会社が直接銀行振り込み
貯金、年金
日: 65歳ぐらいから支給。基本貯金は必須。
英: 基礎年金は、現在、男性65、女性60らしいが、2024年から2046年にかけて男女とも68歳に引き上げられるそうだ。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/eikoku-01.html
また会社の契約書にはプライベート年金については、"紹介だけはする"との記述がありました。
豪:50歳?ぐらいからもらえる?あまり詳しくないが、最低で年400万ぐらいもらえるらしい。
最高800万って雑誌に書いてました。本当ならすごい!!年金が充実してるので、貯金はしない
米:一応SocialSecurityTaxとかいう国民年金制度もあるけど、401Kと呼ばれる企業年金が主流っぽい。これは自分で投資先を選んで運用するシステムで、会社によっては毎月の個人の払った額に対して会社がいくらか上乗せしてくれる場合もあります。
仏:年金制度は、民間被用者、農業被用者、公務員、自営業者の4つの枠組みに分けられる わずか3ヶ月以上の保険期間があれば年金受給資格あり 支給開始年齢は60歳
医療保険
日: ほぼすべての医療機関で3割負担の保険が利用可能
英: NHSとよばれる保険で加入者は無料 しかし日本人経営の病院や裕福層向けのプライベートとよばれる病院はNHS対象外
豪: 豪人、永住権を持っている人はすべて無料。(プライベートホスピタルは別)外国人は主にメディバンクという保険に入っている。
米: 最近ようやく国民皆保険の法案が議会を通過しました。それまでは無保険の人もたくさん。会社が民間の保険会社と契約して、社員はそれに入る感じですが、医療費は日本人からしたら目が飛び出るほど高いです。
仏: SSとよばれる保険で加入者は3割負担。プラス、会社で保険組合みたいのに強制的に入らされ、それで会社員はほぼ無料になる。
消費税
日: 消費税は5%
英: VAT(Value-Added Tax)付加価値税 食糧品以外は17。5%(去年は不景気対策で15%だったらしい)
豪: 物品購入サービス税?というのが10%
米: 州により異なる。食料品は基本的に非課税対象。
仏:
物価
日: 不景気、現在デフレ?
英: 不景気、しかも円高ポンド安のため、物価は今のレートで換算すると日本と変わらないか、安く感じることもある。外食は日本より少し高い気がする。
豪:好景気の影響もありインフレに近い状態。物価、家賃は上がる一歩。1ドル=83円と物価は安く感じるかもしれないが。。。日本より物価は体感で1.5倍ぐらい高い?特に家賃が高い。生活雑貨、家電は日本の2倍ぐらい。贅沢品が特に高い。あと子供用品、オムツなども、日本の倍値。
米:ドン底不景気からようやく少し持ち直してきた気配。為替も少し戻して現在は1ドル約92円。食料品はそれほど高くないけど、ファーストフードも含めて外食は日本よりも高くつくかな。日用品は日本とそれほど変わらない印象。物価はともかく、とにかく税金が高い!!
仏:スーパーは日本くらい、外食は高め
フルーツ
日: ま~~普通。美味しい物は高い
英: バナナしか買ってないけど、日本より少し安い気がする
豪:日本に比べてかなり安い。特にメロン、スイカが安い!夕張メロンみたいなのが2ドル前後で半玉購入可能。スイカも同様(種無しスイカ超甘い)
米:買う場所によって値段は違う。ファーマーズマーケットとかと買うと安くて美味しい。
仏:日本よりは若干安め。日本で高いようなものは安く感じる(メロンとか)
IKEA
日: イケア
英: アイケア
豪: アイケア(目的地までの電車が動いてる。)
米: アイキア(って俺は聞こえる)多分、車以外では行けない。
仏: イケア
2010年5月14日金曜日
【生活】 海外生活 オーストラリアの医療保険に関して
僕もそれほど長く住んでいる訳ではないので、そんなに詳しくはご紹介できないと思いますが。。。
アメリカや諸外国と同様に永住権(市民権)を持っている人と持っていない人では医療保険に雲泥の差があります。
僕たち永住権(市民権?)を持たない外国人労働者、外国籍の人たちは、大抵の場合、Medibankという会社の保険に加入しています。
ALの場合は、家族(パートナー含む)全員をMedibankに加入させてくれます。雇用者に関しては保険料の半額を会社が負担してくれます。
残念ながら、家族の分に関しては、自己負担です。給与から天引きされるので支払っている実感はあまり沸きませんが、確か保険料は月170ドル程度だったと記憶しています。
ただ、このMedibankいう保険が実に曲者で、様々な種類、条件があり、僕のように英語能力に乏しい人間にとっては実に複雑で、難解な保険です。
例えば怪我をして病院へ行くと領収書を貰います。その領収書を持ってMedibankの窓口に行くのですが
そこで怪我の内容によっては、保険が利かないケースも多々あります。そうすると医療費は全額自己負担になります。
もちろん、保険でカバーされるのであれば、医療費は戻ってくるのですが、その条件と言うのが
複雑で。。。。僕には何が保険適応で、保険適応外か理解できません。
とりあえず、病院に行って領収書を片手に、Medibankの窓口に行かないと行けない。
例を挙げるとMedibankに加入して1年経過していれば、出産にも保険が適応さえて、満額ではないにしろ、いくらかの医療費が返金されます。
Medibankに加入して一年未満で妊娠した場合、妊娠している状態で、Medibankに加入した場合は出産費用は全額自己負担になります。
このように出産に限らず、とにかく条件が複雑と言うの僕の印象です。逆に永住権(市民権)を持っている人は単純明快で、Medicareという保険が適応されます。これに加入していれば医療に関しては、ほぼ全額無料。
個人病院や医師を指名して個人的な医療を受ける場合は、医療費が発生するらしいですが、それ以外は基本的に無料です。
例えばシドニーで保険なしで出産する場合、パブリックの病院で出産しても最低6000ドル以上はかかるそうです。そして出産後の入院が長引けば長引くほど医療費はかさみます。
出産後の入院費用は一日で600ドルから800ドル程度の費用が発生します。人によっては100万円以上かかったという人も居ると聞きました。
ところが、Medicareに加入していれば、これが全額無料になる訳です。まさに天と地ほどの差があります。
Medicareは永住権を持っていなくても、加入できる条件があるそうですが、その辺は詳しくはわかりません。ただ、非常に厳しい条件だという事は聞いています。
それでは、僕自身はどういった対応策を取っているかというと、日本の長期滞在向けの海外医療保険に加入しています。これはどこの保険会社でも取り扱っている種類の保険なので加入はそれほど難しくないと思います。
費用は保険会社や保険の内容によってことなりますが、標準的な内容で6ヶ月の保険期間で一人7万円~8万円前後だと記憶しています。
僕の場合、家族3人なので21万ほどの出費がかかりました。高いか?安いか?といわれるとこの金額は安いと思います。
日本の保険は保険内容も充実しているし、海外保険の保険会社に比べればサービスも良いです。
大抵の場合、通訳サービスを解して病院の予約が出来たりもするので、英語が話せなくても安心です。
またシドニーでは日本人のコミュニティが非常に多く、日本語が通じる病院がいくつかあります。日本の海外保険に加入していればキャッシュレスで医療が受けれるというのも利点です。毎月170ドル×3を半年掛けるより、遥かに安い金額で、より良いサービスを受ける事ができます。
以上が、僕が海外で生活していく上で、入手した知識です。もっと詳しいことが言えれば良いのですが、日本の海外保険に頼りっぱなしなので、こちらの保険はほとんど利用した事がありません。
粗末な内容で申し訳ありませんが、シドニーの医療保険に関して紹介させていただきました。
2010年5月11日火曜日
【生活】 海外生活 Sydney編
SydneyはAustraliaのNewSouthWales州に位置し、人口は約400万人です。
Australia大陸で、最も人口密集率が高い都市でもあります。
通貨はオーストラリアドルで、為替レートは1ドル約80円~90円ぐらいです。
為替のレートだけを見ると、物価が安く感じるかもしれませんが、日本より物価は高いです。
特に家賃はここ数年、上がる一方らしく安くなる気配がありません。
日本はデフレですが、オーストラリアは好景気でインフレに近い状態ですね。
こちらは家賃は週払いが基本ですが、不動産により月払い、隔週払いと選択できるところもあります。
基本的には毎週家賃を払うのが基本です。こちらの給料も週払いの会社が多いので。
ちなみにALはAustraliaの会社としては珍しく、月給制です。
市内で家族が住む事を前提にした家賃平均は1ベッドで600~700ドル/週程度だと思います。
(もしかしたらもう少し高いかも。。。)
市内から少し離れた場所で1ベットで450~550ドル/週程度ぐらいではないでしょうか。
食品に関しても、日本と同じか、日本より1.2倍ほど高いですね。
そう考えるとSydney って住みにくい街なのかなっと思うかもしれませんが、物価が高い意外は非常に住みやすい街です。
特に自然と街のバランスがすばらしく、いたる所に大きな公園があります。
また、子育て環境世界一と言う肩書きもあり、公園にはプレイグラウンド(塀で囲まれた子供の遊び場)が設置されていて
子供を遊ばせながら、側のカフェで談笑している子連れをよく見ます。本当に子育てするには最高の環境だと思います。
あと公共の乗り物では妊婦、子連れには必ずと言っていいほど、席を譲ってくれたり、ベビーカーを置かせてくれたりします。
英国紳士の移住者がおおいからでしょうかね?
現在、僕が住んでいる所は、会社まで歩いて40分ほどの場所に位置するSurryHillsというところに住んでいます。
通勤は毎日、徒歩で40分かけて出勤しています。日本だと40分も歩くの?って思うかもしれませんが
こちらの人は本当によく歩きます。
主な移動方法は日本と同じように、電車、バス、タクシー、自家用車です。自転車は勾配が多いので、日本ほど乗っている人は多くありません。
また、少し変わった交通手段として、シティライトレール(路面電車)やモノレール、フェリーなどがあります。
Sydneyは本当に自然も多く、バスで数十分の所にビーチもたくさんあるので、本当に都市と自然のバランスがすばらしい街です。
最後に僕のお気に入りスポットを何箇所か紹介したいと思います。
BondiBeach
OperaHouse

DarlingHarbour

CoogeeBeach

Tronga Zoo

2010年5月9日日曜日
【CG】 My company Animal Logic
Animal Logic
http://www.animallogic.com/#Home
Animal LogicはSydneyの中心地から少し南に外れたFox Studio Australiaの広大な敷地内の一部にあります。
Animal LogicはWeta(ニュージーランド)と並び、オセアニアを代表するプロダクションです。
日本ではあまり聞きなれない名前かも知れませんが、代表作としては「HappyFeet」でアカデミー賞を受賞した事もある大きなプロダクションです。
内部構成は映画部門とTVC部門に分かれており、総勢約500名ほどの人が働いています。
AnimalLogicでは分業制をしいており、Modeling、Surfacing、Animation、CharacterFX、Rigging、Mattepainte、Lighting、VFX、Compoとそれぞれ各分野のスペシャリストで構成されています。
Modeling、Surfacingに関してはキャラチームと背景チームで完全に作業分担しています。
TVC部門に関してはGenaralist制をしいています。TVC部門に関しては割愛。
現在働いている日本人は、僕を含めて4人だけです。アメリカのプロダクションなどに比べると遥かに少ない人数ではないでしょうか?
Modeler1人、SurfacingArtist1人、MattePinter1人、FXartist1人の計4人です。
働いている人の人種、国籍は多国籍で、色々な国から優秀な人が集まっています。
特にイギリス、ヨーロッパ出身者が多いようですが、最近ではインド、中国、シンガポールからも多くのartistが入社しています。
オセアニアのVisaに関しては、アメリカに比べると遥かに取得しやすいですが、年々条件が厳しくなってきています。
(Visaに関しては、改めて情報を紹介したいと思いますので、今回は割愛。)
現在制作中の"Legend of Guardians"は2010年9月24日(米)公開なので、作業は大詰めに来ています。
Legend of the Guardians' Trailer HD
僕自身はじめてのFilmなので、思い入れは非常に強いです。ただ、作業が大詰めになるにつれ多くの同僚がオーストラリアを去って行きました。
(僕も例外ではなく、6月末で契約終了です。)
Animal Logicは非常に大きなプロダクションではありますが、常に500人のartistが常勤している訳ではありません。
プロジェクトの規模、予算によって大きく変動します。そこはアメリカのプロダクションでも同じだと思います。
プロジェクトが終息に向かうに連れて、人員の入れ替えが行われます。プロジェクト初期はModeler、Surfacerが大半を占め、プロジェクトの進行と共にModeler、Surfacerが少なくなり、AnimeterやRigger、Lighterが増えていきます。最終的にはLighterとCompoだけが作業をしているような状態になります。
そういう意味では、Animal Logicで長期に働くためには、コアメンバーとして働かない限りは
長くても1年~2年、短い場合だと半年ほどの契約になります。
去っていった同僚たちは、新たに職場を見つけるか、自国に帰って数ヶ月のOFFを過ごした後、再びAnimal Logicに戻って来るのが常です。
そういう意味で、安定職というには、程遠いのかもしれません。海外で働くのはそれ相応のリスクも伴います。
しかし、悪い事ばかりではありません。海外では日本では絶対に経験できないようなことも経験できます。
生活、習慣、文化、本当に日本とはすべてがことなります。次回はそういった文化や生活についても紹介していければと思います。