2010年6月16日水曜日

【宣伝】 Legend of The Guardians Theatrical Trailer

今日は”海外武者修行 その2”を予定していましたが、本日、Legend of The Guardiansの最新トレーラー第二弾が公開されましたので宣伝させて頂きます。

今回のトレーラーは前回の物と違い完成版です。劇場で上映されるFIXショットが使われています。
だから、同じシーンでも前回の物と若干雰囲気が変わっていると思います。
今回も少しだけですが、僕が汗水流して頑張ったロケーションが使われているので、ぜひ見て下さい。

公式サイトで見ると少し重いので、YouTubeで見るといいかも知れません。
やっとここまで来ました。。。長いようで短かったけど、僕の初めての海外フィルムデビュー作です。
(まだ上映まで3ヶ月以上あるんですがね。。。)

公式Webサイト
http://legendoftheguardians.warnerbros.com/

YahooHD(公式)
http://movies.yahoo.com/movie/1810150180/video/20343086

YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=EaAuXrrs2TE


次回こそは”海外武者修行 その2”を予定しています。

2010年6月15日火曜日

【生活】 海外武者修行 その1 初めての海外生活

さて、僕のALとの契約も残るところ2週間を切りました。仕事の方は少し落ち着いてきましたが、まだ完全に終わったわけではないので、何かとバタバタしてます。

E3の話題に触れるかブログのネタに迷ったんですが、仕事が忙しいのもあって、あまりE3に関しては情報が集められなかったので、帰国までの間に、僕のシドニーでの初めての海外武者修行を4、5回にわたって振り返ろうかなっと思います。

第一回目は、初めての海外生活について紹介したいと思います。

多くの人は海外旅行はあるけど、実際に海外で家を借りて生活するのは初めてだと思います。僕もそんな一人でした。正直、英語の喋れない僕が海外で生活できるのか?仕事できるのか?家族を養っていけるのか?色々な事が不安でした。
特に僕の場合は生後8ヶ月の子供を伴っての、初めての海外だったため、本当に色々なことで戸惑いました。
日本ならすぐ出来る事も、こちらでは言葉の壁、文化の違いなどあり、はじめのうちはほとんどの事が上手く行きませんでした。そんな教訓を生かすために、海外生活に向けて、まず何をはじめにしないといけないか?ざっくりと紹介したいと思います。

-海外引越のための準備
-Visa取得のための書類集め
-現地での口座開設
-現地で携帯電話取得
-現地での家探し
-現地での水道高熱会社との契約
-家具、家電の購入

大体、上記に挙げたことがすべて完了すれば、何とか普通の生活を送るための準備が整います。

-海外引越しの準備
基本的には、国内の引越しと同じですが、国によっては持ち込めない物(特にペット、穀物の種子など)があるので、引越しの際には十分注意する必要があります。大体は海外引越し専門の業者であれば、詳しいと思うので、見積もりを出す際にでも確認する事をオススメします。
また、海外引越しには船便、航空便がありますが、ほとんどの方は船便を利用する事になると思います。船便は航空便に比べて安く、多くの荷物を運ぶ事が出来ます。反面、航空便に比べて時間は大幅にかかってしまいますが、おそらくこの段階では、現地での住所も決まっていないので、船便で問題ないかと思います。ちなみに、船便での引越しの場合、行き先にもよりますが現地に荷物が到着するまで1ヶ月~3ヶ月程度必要になります。
また、勤める会社によっては引越し費用をいくらか負担してくれる会社もあるので、それも電話面接などの際に確認すると良いと思います。
(ALの場合はVisa取得費用全額、引越し費用、飛行機代を含めた上限A$6000を補助してくれました。日本円で50万弱でしょうか?あと家が見つかるまでの間のホテル滞在費2週間分も会社が負担してくれます。正直、この金額では片道の飛行機代と引越でなくなります。帰りは全額自腹で帰国する必要があります。)

補足:生活家電、家具、車などは、まず持っていくことが出来ません。持っていくと莫大な費用がかかります。引越しは必要最低限の物だけを持って行って、現地で購入する事になると思います。

-Visa取得のための書類集め
これは国によって、提出書類が違うので、一概にこれが必要というのは難しいですが、注意したいのは大学、もしくは専門学校などの最終学歴の卒業証書です。紛失してる方もいると思いますので、そういう方は再発行の手続きを早めに取っておくと良いと思います。
また提出書類荷関しては、国によっては英訳して提出する必要があるので、もし英訳が必要な場合は多少お金がかかりますが、翻訳業者などを使うとより確実です。

-現地での口座開設
現地に到着したら真先にやらないといけないことですね。現地の銀行に直接行って、口座開設するのも一つの手ですが、会社から特に銀行の指定が無い場合などは、日本にも勤め先にもある外資系の銀行で、あらかじめ日本国内で口座を開設していくと、いくらか現地での手間が省けます。
ただでさえややこしい手続きを英語ではなく、日本語で行えるので、精神的にかなり楽です。

-現地での携帯電話取得
これは家を借りる時や、現地の銀行などから緊急の連絡を受けるために必要になります。不動産会社によっては、電話連絡できない人には、賃貸してくれないケースもあるので、必ず携帯で取得するようにして下さい。海外ではプリペイド式の手軽なものから、レンタル、月額契約の物まで様々な種類の携帯があります。
このあたりは契約期間や自分の用途にあった物を選ぶといいと思います。

-現地での家探し
これは非常に苦労すると思います。もし1週間や2週間で家が見つかればラッキーです。大体1ヶ月弱はかかると見たほうが良いと思います。また、必ず現地で有名な不動産サイトがあるので、日本で前もって現地の家賃、支払方法などを調べておくと良いでしょう。
賃貸するためには、不動産屋さんに行って、インスペクション(不動産見学?)をして申し込みをするのですが、必ず他の人と競合することになると思います。申し込みが一人だった場合でも、不動産屋によっては貸してくれないケースもあります。
(現地での収入実績がないので、家を借りれないケースがあります。)
そこで、会社からワークリファレンスと言う書類を書いてもらいます。これは会社が僕に対して年間いくらで契約しています。という保証書のようなものです。いわゆる会社が保証人ですよと証明してくれる書類です。
これがあるのとないのとでは、不動産屋の態度が違います。会社の人事に相談して、用意してもらうと比較的スムーズに運ぶと思います。

-現地での水道高熱会社との契約
これもまた非常に面倒な手続きなので、できればネットで申し込みできる会社と契約すると便利です。電話のみで受け付けている場合は、英語の話せる人に代わりに手続きしてもらうか、思い切って自分で契約するしかありません。シドニーの場合は、無料の通訳サービスがあるので、そちらを利用すると通訳を介して、契約する事が出来ます。また、賃貸物件によっては、水道費が家賃に込みの場合もあります。

-家具、家電の購入
ここまでくれば、後は新生活に向けた家具、家電の購入。新生活のためのインテリア選び。ここで注意しておきたいのは、契約期間にもよりますが、多くの家具は現地において帰らなければなりません。国外へ持ち出すためには買った以上の費用がかかります。契約期間が長いのであれば、それなり物を購入しても良いと思いますが、最終的には売るか捨てるかと言う選択肢になるので、家具や家電はレンタルで済ませると言う手段もあります。もしくはIKEAなどで安く買い揃えて、帰国の際は現地の友人やオークションで売買すると言う手段もあります。

ざっと書きましたが、これだけ終わってやっと普通の生活をおくための準備が出来ます。そして、現地の環境、言葉、文化になれて、普段と変わりない生活が送れるまで、更に1ヶ月から2ヶ月は必要になるでしょう。

本当に初めての海外生活は大変な事が多いと思います。しかし、その苦労に見合った経験もいっぱいできると思います。

次回は妻子持ちで海外転職を目がしている人のために、生活費から貯蓄に関して、子供にかかる費用などについて紹介したいと思います。

2010年6月13日日曜日

【質問】 質問にお答えします! その5補足

さて、ようやく明日完全オフで仕事休めそうです。久しぶりの完全オフです。明日は羽伸ばすぞ~~。
ってことで、こんばんはエイジです。

昨日の回答に対して、確信的な質問がありましたので、補足ということでお答えさせて頂きます。

昨日のブログで”ツールを扱うスキルも大事ですが、もっと基本的なことを学ぶ方が僕は大事だと思います。”っと書きましたが、そもそも基本とは具体的にどういうことを指すのでしょうか?

確かに僕は基本と言う部分に具体的に触れていません。これは人それぞれ色々な考え方があると思います。僕が考える基本とは観察力と表現力です。

例えば、モデリング、アニメーション、ライティング、VFXなどにしても、必ず制作前にリファレンスとなる素材を探したり、見たりすると思います。
僕のが以前PhotoshopWorldでTIPSを掲載させていただいた時にも書いたことですが、物を作る上で必要な能力は観察力と表現力だと僕は考えています。

【参照】
Texture Mapping 基本編
Texture Mapping 応用編

特にモデリングやテクスチャーに関しては、デザイン画や2Dイラストを3Dにおこす作業です。しっかりとイラストやデザイン画を見て(観察力)、自分が観察したものを3Dに越す(表現力)が必要です。
TIPSにも書きましたが、表現力と言うのはある程度経験や場数を踏まないと養うのは難しいと思います。目で見た物を形に起こすという言うのは以外に難しい作業です。だから色々な物をモデリングしたり、描いたりして、慣れる必要があります。

しかし、観察力に関しては、普段から色々な物を見ることで養う事が出来ます。映画とかVFXじゃなくて、普通に街中にある壁にしても、アスファルトにしてもそうです。注意深く観察すると汚れや壊れ、ひびなどが付いています。

あ、あの汚れぐらいがかっこいい!あの錆び方は変わってる?何であんなところが汚れてるんだろう?
汚れたり、錆びたり、壊れたりするのには、必ず原因があります。そういうことを普段から観察していれば、自然と観察力は養われます。

表現力と言うのは、自分が目にした、観察したものを形にする能力です。これは数をこなしたり、場数を踏まなければ、なかなか養うのは難しいでしょう。

具体的な例で説明すると、好きなアニメ、漫画などを見て、それを自分が真似て描こうとします。
おそらく多くの人が、似ていない、何か違う?っと言った感じになるでしょう。
模写は非常に観察力と表現力を養うのに良い方法だと思います。例えば、一枚の建造物の写真を元に、同じものを3Dで作ろうとします。はじめは上手くいかないでしょうが、何度も何度も作り直したり、修正していくうちに、徐々に似てきます。これは目で見た物(観察力)を形にする(表現力)が養われていくからです。

アニメーションやライティング、VFXにしても同じです。アニメーターは人や動物の動きを見たり、研究したり(観察力)して、それをアニメーション(表現力)にして行きます。
ライターは実際の撮影証明や普段の街並みの証明を見たり、研究したり(観察力)して、ライティング(表現力)して行きます。
VFXでも同じです。実際の爆発や煙、炎、水などを見たり、研究したり(観察力)して、エフェクトを作って(表現力)行きます。

だから、僕が考える基本とは、物事をよく観察する事と観察したものを形にしていく表現力を養う事です。
自分の観察力や表現力を確認するには、模写(真似して作る)してみると、すぐに確認できると思います。

観察力はツールの力をかりなくても、色々な物を見たり、写真に取ったりする事で養えます。
特にモデラーやテクスチャーアーティストを目指す人は、普段から注意深く街中を見ていると、いっぱい優れた素材が落ちていますよ。

ま~~、僕が観察力の大事を教えてもらったのは、SEでお世話になったMattePainterさんからの受け売りですけどね(笑
このことを教えてもらって、本当に僕の作品に対する考え方、アプローチが変わりました。そして、自分で言うのも変な話ですが、自分の目で見てもわかるぐらい作品のクオリティが上がりました。

観察力と表現力!非常に大事です!

ちなみに僕は芸大や美大を出た訳ではないので、絵もかけないし、デッサンも彫刻も出来ません。しかし、こういったスキルは非常に観察力と表現力を養うには非常に有効なスキルです。
デッサンや彫刻経験のある方は、モデリングもテクスチャーも呑み込みが早いし、リテイクも少ないです。
今更ながら、アナログのスキルの大事さを改めて実感しています。かといって、デッサンや彫刻の経験が必要か?と聞かれれば、あるに越した事はないけど、無くてもデジタルアーティストにはなれます。僕が実際に慣れてますから。その点は安心しても大丈夫だと思います。

【質問】 質問にお答えします! その5

さて、今日は学生さんからの質問を一通りまとめてみました。業界、海外を目指す学生さんの参考になれば幸いです。


15.専門学校や大学を卒業して、すぐに海外就職する事は可能でしょうか?
不可能ではないと思いますが、日本の専門学校、大学を卒業してすぐ海外就職と言うのは少し難しいかもしれません。
一つはVisaの問題です。Visa取得には同職種で何年か実務経験が必要になる場合があり、Visaを取得しないと、そもそもその国内で働けないと言う現実があります。
もしくは現地の大学や専門学校を卒業して、現地就職と言う手段もあります。カナダやオーストラリアなどはワーキングホリデーなどを利用して、英語を勉強しながら職を探すと言う手段もありますが、不可能ではないですが、かなり難しいかと思います。

16.日本でCG専門学校の教師になるとして、その学校に3Dペイントソフトが導入されていなかったら、どういう処置を取ると思いますか?
その学校により色々な考え方や教え方があるので、一概に言えませんが、僕のソフト(ツール)に対する考えとしては、ツールはあくまでも効率よく作業するための道具でしかありません。
良いツール=ハイクオリティにはならないというのが僕の考えです。もちろん色々なツールを扱えた方が就職するには有利かもしれません。そういう意味で3Dペイントソフトの導入を学校に進めるかもしれませんが、基本的にはすべてPhotoshopで制作可能だと思います。
3Dペイントソフトを使う大きな理由がUVのつなぎ目を隠すと言うことと、複雑な形状を3Dでペイントする事で作業効率が上がるという点にあると思います。しかし、その点を気にしなければ、Photoshopでも十二分にハイクオリティな作品を作る事ができると思います。僕が過去に携わった作品で3Dペイントを使用した作品はありません。僕が3Dペイントツールを本格的に扱うようになったのはALに来てからです。

17.これからCGを勉強しようと思っているのですが、MayaやMAXなど色々なソフトがあると思いますが、使用するソフトは何を選べばいいでしょうか?
僕は過去にストラタ→LightWave3D→3dsMAX→Mayaと色々なツールを渡り歩きましたが、ツールに対するこだわりは余りありません。どのソフトを選ぶかは、将来的にどういった業界に就職したいか?就職したい業界、会社がどんなソフトを使用しているか?によると思います。
現状、海外の映画業界では主にMayaが好んで使われているようです。

18.学生では使用できるソフトに限りがありますが、北田さんはどのようにして色々なソフトを覚えたのでしょうか?
僕が学生時代に扱えたソフトはLightwave3DとPhotoshop、イラストレーターぐらいでした。ソフトを覚えた(使いこなせるようになった)のは、就職して仕事で使うようになってからでした。
学生の時は、本当に何も出来ない駄目な学生だったと思います。専門学校にはストラタ3Dしか導入されてなかったし、独学で覚えるしかなかったですね。友人がアカデミック版のLightWaveを購入したりしていたので、友人宅に押しかけて触らせてもらったり、作品を作りながら覚えました。
ほとんどは職場で、仕事をしながら覚えたソフトばかりです。

19.最近では類似の3Dペイントソフトが多数出ていますが、どれを選べば良いのでしょうか?違いなどを教えていただけないでしょうか?
3Dペイントというのがどういったソフトをさすのか、僕には少しわかりませんが、おそらくはZbrushやMudbox、BodyPaint3Dなどのことを指しているのだと思います。

どれも似た類似ソフトですが、BodyPaint3Dに関しては、他のソフトと違ってスカルプティングできません。ZbrushとMudboxは非常に似た類似ソフトですが、Mayaユーザーの場合はMudboxの方が扱いやすいかもしれません。同じオートデスク商品と言う事で、インターフェース、パースビューのスクロール、パン、ムーブの操作がMayaと同じです。その他にもMayaとの類似点が多くあります。
その分、機能的には非常にシンプルなつくりになっています。

Zbrushは3Dスカルプティング、ペイントにかなり特化したソフトだと言えます。その分高機能化されているので、Mudboxよりも多少扱いが難しいかもしれません。インターフェースもかなり独特なので、少し癖のあるソフトだと思います。ま、慣れるまでの問題だと思いますが。。。

まとめ
今回は学生さんからの質問をまとめて答えさせて頂きました。学生さんからの質問と言う事で、ツールに関する質問が非常に多かった印象です。
ここでルールに関する、僕の考えを少し述べさえていただきます。僕は基本的にツールに対する拘りはなく、ツールはあくまでも生産性、効率を上げるための道具だと思っています。必ずしもハイエンドツール=ハイクオリティという考えを持っていません。
僕が学生時代にストラタ3Dを学び、卒業制作のためにLightWave3Dを勉強しました。
はじめに就職した映像プロダクション(?)では3dsMaxを使用していたので、LightWave3Dの知識は何の役にも立ちませんでした。そこで3dsMax(日本語版)を4年弱使いましたが、次に転職した会社がMaya(英語版)をメインに使っていたので、4年間かけて覚えたMAXの知識は何の役にも立ちませんでした。。。

僕のツールに対する考えはあくまでも道具です。画家が絵具、筆を使うのと同じで感覚でツールを使っています。もちろんツールによって得意、不得意な分野、癖などのような物もあると思いますが、扱うのは人間です。
だから、ツールに対する拘りはありません。現に僕は会社を変えるたびにメインツールが変わっています。しかし、1ヶ月から2ヶ月もそのツールを使っていれば、それなりに扱えるようになってきます。
はじめは扱いにくい道具でも、使っていくうちに徐々に慣れてきて扱えるようになるものです。
ツールは仕事で使っていれば嫌でも覚えられます。ツールを扱うスキルも大事ですが、もっと基本的なことを学ぶ方が僕は大事だと思います。

なぜなら、僕自身が基本を無視して、ツールの扱い方ばかりに固執したため、後々の苦労が絶えなかったからです。僕が基礎知識の大事さを理解したのは、働き出して数年たってからでした。

また大きな会社ならすぐにツールやプラグインも購入してくれるでしょうが、小さなプロダクションではそう言う訳にも行きません。限られたツール、期間、条件での制作を余儀なくされます。
限られた条件の中で、最大限の仕事をしなければいけません。ツールがないから出来ません。プラグインがないから、納期に間に合いませんという言い訳は通用しません。
厳しい言い方かもしれませんが、それが現実です。そして、ALでもさえも常に最先端のツールを使っている訳ではありません。ソフトのヴァージョンはすべて数年前の物です。
限られたツール、期間、条件で、どうやったらニーズを満たす物が作れるのか?ニーズを満たすためにはどうすべきか?現場ではツールを扱うスキルも大事ですが、そういった考え方はもっと大事になってきます。

2010年6月11日金曜日

【宣伝】 Legend of Gurdians(邦題:ガフールの伝説)

今日は僕が参加しているプロジェクトの宣伝をさせて頂きます。
僕の知らない間に、邦題の公式WEBサイトが出来ていたようです。

公式WEBサイト(邦題)
http://wwws.warnerbros.co.jp/guardiansofgahoole/

公式WEBサイト(オリジナル)
http://legendoftheguardians.warnerbros.com/

う~~~ん、邦題の方は少しかっこ悪いですね。。。。
見るならオリジナルの方が良いかもしれません。

あとフォトギャラリーに僕が担当したロケーションを見ることが出来ます。ぜひ、そちらもご覧下さい。
トレイラーに関しては、劇場CMということで、出来は7割程度ですね。
近々、第二弾のトレイラーも発表されると思うので、発表された際にはブログで紹介させて頂きます。

おまけです。英語ですが監督ザック・スナイダーの話が少しだけ聞けます。
Legend Of The Guardians [HD]- Behind the Scenes Clip
http://www.youtube.com/watch?v=7yR3XZ-AA_c&feature=player_embedded


次回は”質問にお答えします! その5”です。学生さんからの質問をいくつか頂いたので紹介したいと思います。

2010年6月9日水曜日

【予告】 次回予告 生産性と創造性 その2

いまいち仕事が落ち着かないので、本日は次回の予告のみです。

次回は前回の「生産性と創造性 その2」です。あまりにも具体的な例が出ていないので解りづらいなという反省も込めて、実際にどういった仕事の仕方、振り分け方をしているのが、例を交えながら紹介したいと思います。


【宣伝】
~「ハリウッドCG業界就職の手引き」を推薦します~
http://cghollywood.bufsiz.jp/
推薦させて頂きました。海外就職を考えている方は、ぜひ一度読んでみてください。

Eiji

2010年6月6日日曜日

【質問】 質問にお答えします! その4

結局、金曜日から土曜日の夜まで会社にこもりっきりでした。こんばんは。

さて、予告していた通り、今日は質問に答えるコーナー4回目です。今回の質問もなかなか海外就職を目指す人には参考になるのではないでしょうか???

14.採用が決まってから仕事が始まるまでの間に、引越しや書類関係の手続き、会社関係の事など、色々とやる事があったと思いますが、どの様なスケジュールでこなされたのですか?

僕の場合は相当余裕がなかったですね。初めてのコンタクトから電話面接を行うまで1ヶ月の待ち。
初めての電話面接が終了して2回目の電話面接までが約2週間の待ち。その後1ヶ月待って3回目の電話面接で、契約の具体的な内容が決まり、3日後に正式オファー。
正式にオファーをもらったのが9月末。契約書にサインしたのが10月1日でした。

海外プロダクションの多くは、応募してもすぐに反応はないと思います。早くて数週間後、遅くて数ヵ月後とかにようやくコンタクトをとれると言うのがほとんどだと思います。
もしくは応募したけど、何も音沙汰なしでフェードアウト、自動転送メールが来て終了。というケースもめずらしくないです。
もし応募して、すぐにリクルーターからのコンタクトがある場合は、脈ありと見て良いと思います。

実際のところ、僕は契約までにこぎつけるのに3ヶ月~4ヶ月。その間は、電話面接以外は待ちが基本です。契約してから働きだすまでが1ヶ月でした。
契約書にサインしてから1ヶ月でVisaのための必要書類、手続き、海外への引越し作業などすべてこなしました。
実際、前の会社を退社したのが10月末日だったのですが、11月4日にはシドニーへ行って家を探したり、色々な手続きをしたりしながら、11月9日からはALで働き始めてました。
今思うと、本当に必死でしたね。10月末に仕事辞めて、その後は11月の1週目にはシドニーで働き始めてましたから。
幸いシドニーには日本人で僕の知り合いが滞在していたので、週末に車で家探しを手伝ってもらったり、色々とサポートしてもらいました。

その後、2週間ほどで家が決まり、家具や必要物品を揃えて、生活ができるまでに1ヶ月ほどかかりました。家族をシドニーへ呼び寄せたのは12月に入ってからですかね?子供も小さかったし、僕も妻も始めての海外生活だったので、すべてが大変だったという記憶しかありません。
本当に落ち着いて住めるようになるまで2ヶ月ほどはかかりましたね。

僕の印象としては、契約書にサインするまでも大変ですが、契約書にサインしてからの方がもっと大変です。Visaの書類、海外引越し、現地での家探しなどなど問題は山積みでしたから(^^;
なれない環境、なれない言葉など、自分が思っている以上に順応するのに時間がかかりましたね。

15.VFX artistというのは、煙や爆発、水などをつくるエフェクトアニメーターの事でしょうか?VFX Artistについてもう少し詳しく教えて下さい。
その通りです。世界で人材難な職種と言われています。 またプロダクションによっては火チーム、水チーム、煙チームなどに分かれて仕事をしているプロダクションもあります。逆に色々なエフェクトを一人でショット単位でこなすプロダクションもあり、仕様は様々です。
専門外なので、あまり詳しい事は言えませんが、海外プロダクションの多くはHoudiniと言うソフトを使用しています。特に最近はHoudiniTD募集やHoudini経験者優遇、Houdiniに限定した募集などもでてきています。もちろんHoudiniだけではなく色々なソフトを使用してエフェクトは作られています。
中には流体シュミレーターなど独自でソフトウェアを開発しているプロダクションもあります。
個人的に他の職種に比べて、VFXと言うのはかなりな特殊職だと思っています。


さて、今回は就職にいたるまでの経過、VFXartistに関しての質問でしたがいかがでしょうか?
VFXartistに関しては、専門外なのであまり詳しくはお答えできませんでしたが、詳しい方がいればフォローお願いします。

次回は”生産性(ワークフロー、パイプライン)と創造性(アーティスティック、クリエイティヴィティ)”について紹介したいと思います。