2011年4月15日金曜日

【CG】 Roots 会社-スクウェア編 前編

10日ほど休暇を取ったので、明日から一時帰国して日本で家族と休暇すごすのが楽しみです。4ヶ月ぶりの妻子との再会今から楽しみですね♪

さて、今日は前回の続きです。僕がスクウェアに入社して、退社するまでの物語(?)です。まず、僕がスクウェア(ヴィジュアルワークス以下VW)に入社して、一番初めに携わった作品はファイナルファンタジー12でしたね。この作品には一年ほど携わりましたが、この作品があったからこそ今の僕があると言っても過言ではないぐらい、多くの人との出会いを与えてくれた作品です。

おそらく僕がスクウェアで最も仕事でお世話になったのは、入社してから6年間ずっと一緒に仕事をさせてもらったP先輩ですね。以前、勤めていた会社での実務経験は3年半あったもののその会社はMAXメインだったので、入社した当初はMayaを触ったことがなく、右も左もわからない状態でした。その時、色々と会社の仕組みやツール絵作りについても色々と教えてもらった記憶があります。今思うと懐かしい良い思い出ですね。Mayaやモデリングに対する基礎知識のほとんどはP先輩から教えてもらった物ですね。またFF12というプロジェクトは本当に色々な人との出会いも与えてくれました。

Blizzardで活躍しているモデラーの鈴木卓也くんや同社FXアーティストの@PutonさんもFF12というプロジェクトで知り合った戦友ですねw半年ほど僕の方が後からの入社だったんですが、ほぼ同期入社でしていくつかのプロジェクトを一緒に過ごした今でも連絡を取り合う良き同僚です。

そして、僕にとってのモデリング、テクスチャーに対する概念、考え方を変えさせてくれた、今の僕に最も大きな影響を与えた人物はFF12で一緒に仕事をさせていただいたマットペインターの林隆之さんですね。林さんはスクウェアUSAでFFザ・ムービーにも携わっていたマットペインター兼テクスチャーアーティストです。

山崎貴監督と同級生でもあり、現在は邦画を中心に国内で活躍されている超一流のマットペインターです。僕のPhotoshopWorldに記載してある考え方や物事の捕らえ方、概念的なものは、ほぼ林さんからの受け売りです。本当に僕が海外でSurfacerという仕事に就けているのは、林さんとの出会いがあったからだと思います。細かいテクニックよりも、テクスチャーを描く上での捉え方、考え方を教えてもらいました。海外で働く今でも林さんと一緒に仕事できたことが大きな財産になっています。また、どこかで一緒に仕事が出来ればな~~っと思えるぐらい、公私共々お世話になりましたね。

今ではほとんどの方が退社されてますが、スクウェアUSA帰りの方々と一緒に仕事が出来たのも、このFF12というプロジェクトのおかげでした。

その後、FF12を経てFF13に携わることとなるのですが、そのあたりのお話はまた次回。スクウェアでの経験は本当に僕のCGアーティストの基盤を作ってくれた仕事、出会いが多いので、とても一回では語りきれませんねw ということで、続きは次回。お楽しみに♪

0 件のコメント:

コメントを投稿