2014年4月25日金曜日

【その他】執筆について色々とご報告

TwitterやFBの方では、少しだけご報告させて頂いたのですが、この度、本を執筆する事となりました。

出版はデジタルクリエイターを支援するサービスカンパニーのボーンデジタルです。

 Born Digital,Inc.はこちら。

ボーンデジタルとは、昨年のセミナー依頼、色々とお世話になっていて、最近では書評やCGWORLDでのサブスタンスペインターのレビュー記事(来月発売予定の6月号)などを書かせて頂いたりしていました。

そんな時、ボーンデジタルから「北田さん、本を出してみませんか?」「できれば制作現場で役に立つ内容にしたい!!」という提案、お題を頂きました。

自分なりに何が制作現場で役に立つか?どういう内容にするのが良いのか?色々と考えましたが、背伸びしても仕方がないし、自分自身が得意としている、僕が15年のキャリアの中で経験したアセットビルド(モデリング、テクスチャー、ルックデブ、ターンテーブル)の作業工程を実際のプロダクションフローに乗せるような感じで、噛み砕きながら、紹介、解説するのが良いのではないかと思い、企画書を提出。
無事に企画が通り、この度の執筆する運びとなりました。

まだまだ、詳細な内容や発売時期などは発表できる段階ではありませんし、執筆に向けた作品作りもこれからですので、発売はおそらく来年になると思います。
気長にお待ち頂ければ幸いです(^^;

また、僕自身、常々公言してきましたが、海外の技術、知識を日本へ持ち帰りたい。日本へ少しでも還元したいという思いがありましたが、今回の執筆という形で、少しでも日本の業界の発展、技術、知識還元に貢献できればっと思っています。

そして、今回、執筆という僕自身にとっては、新しい挑戦の場、技術還元の場を与えてくださったボーンデジタル出版事業部の方々、本当にありがとうございます。
初めてのことなので、色々とご迷惑をおかけすることになると思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。

また、今回の執筆に関して、多くの友人アーティストに助言、お手伝いをお願いすることになるかもしれませんが、お時間の許す限り、お手伝い頂ければ嬉しいです。


現段階で自分なりに考えている内容は以下です。

コンセプト
私自身が15年のプロのキャリアで学びえたプロップ、背景制作における、モデリング、UVレイアウト、テクスチャー、ルックデブのノウハウを出版と言う形で日本のアーティストに還元するのが一番の目的です。またコンセプトアートからどのようにモデリングを行うか?写真素材からモデリングを行う場合は?モデリングを行う前の準備、テクスチャーを描く前の準備など、実際に作業に掛かる前のノウハウ、ワークフローに乗せるためのノウハウなど、単にソフトの扱い、解説に留めない、正に現場で役に立つための書籍を目指します。

ターゲット
基本的には3Dのソフトウェアにある程度、精通した人で中、上級者以上が対象になります。使用するソフトウェアもMAYAだけではなく複数のソフトを扱いますので、専門学生、新人アーティストには少々、敷居が高い書籍になることが予想されるため、ターゲットはあくまでも中、上級者を対象とします。

ツール
使用ツールはMAYAを基本に以下のソフトを使用予定です。
­3Dcoat(UV)
­MARI(テクスチャーペイント)
­Photoshop(テクスチャーペイント)
­Zbrush or Mudbox(スカルプトとディスプレイスメントマップ生成)
­MentalRay or Vray



また具体的に、どういったことが知りたい?XXXについて詳しく説明してほしいなどの、ご意見、ご要望あれば、参考にさせて頂きますので、コメント欄、メールフォームよりご連絡ください。

※あくまでも参考にさせて頂きますが、全ての要望にはお応えできないかもしれません。その点は、ご了承ください。

っという感じで、まだまだ動き始めたばかりですが、皆様の期待に応えらる様な、制作現場で役に立つ本が執筆できれば良いと思っています。







2 件のコメント:

  1. 本を執筆おめでとうございます。

    全くの自己中心なんですが、マジで日本とは違う”海外”の制作現場にも使えるテクが知りたいなぁ...

    よろしくお願いします~

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  2. Chris 特に国内、海外関係なくやってることは同じだよ。ただ、個人でそれをしてるか、団体でそれをしてるか?多少の違いはあるけど、基本的にやってることは同じだよ。

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