さて今回も前回に引き続き、コメント頂いた方へのお返事です。
<以下引用>
昨日意見を書こうかどうか悩みましたが、皆さんが言いたい事をすべて言ってくれていました。
匿名の皆様は私同様、北米10年戦士だと思われるのですが、そもそも、日本のHRにはFilm production coresを受けたHRがいませんよね?
その下で働くのと、知識のない方の下で働くのは大手の方なら身にしみて分かっていられると思います。採用のしかたが日本とは異なります。
北米でVISAを取る為の資格は日本よりもっと厳しく、仕事を続けていくことに関しても、VFXは全てプロジェクト単位での契約の為3Dアニメーションよりもかなり短い期間です。
どなたかが仰ったとおり、日本で満足な仕事が取れなずに、文句を言われる方たちは外国で働くという事を安易に考え過ぎなのだと思いますよ。
北米の日本のみなさん、大学の学士をもち、かつ必死でコミニケーションを取るための語学力をつけ、かつ経験と技術力のすぐれた人だけが生き残れるのではないかと。
置き換えれば、それが出来ない外国人が日本で働くことも又不可能なのではないでしょうか?
現に私の隣の英人は日本語を学び、新人研修をへて、日本人式でにほんで数年皆様ご存じの会社で働いていたそうです。
そういう努力なしには外国のを採用するのはどこの会社でも難しいと思われます。採用側だけの問題ではなく、働く側の努力も必要ではないでしょうか。
北米でも、英語が話せて、かつ現地に住む人、VISAが必要がない人、それでも見つからなければ特別プログラムで簡単にVISAが取れる国の人(NAFTA)
給料が安いかつ経験がある順序がありますからね。
>そもそも、日本のHRにはFilm production coresを受けたHRがいませんよね?
おそらく居ないと思います。出来ればFilm production coresについて、もう少し詳しくフォローアップして頂けると幸いです。僕自身も非常に興味があります。
>採用のしかたが日本とは異なります。
これは僕自身も何度かの面接や採用を経て、痛感しています。本当に採用方法が日本とは全く異なっていると感じています。僕なりに経験した日本と海外の採用方法の違いについても、後々紹介できればと思っています。その時は、ぜひまたご意見頂ければと思います。
>日本で満足な仕事が取れなずに、文句を言われる方たちは外国で働くという事を安易に考え過ぎなのだと思いますよ。
>北米の日本のみなさん、大学の学士をもち、かつ必死でコミニケーションを取るための語学力をつけ、かつ経験と技術力のすぐれた人だけが生き残れるのではないかと。
これは北米だけでなく、オーストラリアでも同様だと感じています。僕も海外に出ることの難しさよりも、海外で働き続けることの方が難しいと、ここ数年で実感しました。
僕が大事だと思うのは、なぜ海外で働きたいか?という動機、目的だと思います。(これは外国人が日本に来る場合も同じだと思いますが)
個人的にはそこが曖昧だと成功するのは難しいと思っています。あと個人的には海外で働く方が、日本で働くより、数倍の労力が必要だと実感しています。それでも、僕は海外で働きたいですが(^^;
>置き換えれば、それが出来ない外国人が日本で働くことも又不可能なのではないでしょうか?働く側の努力も必要ではないでしょうか。
確かにおっしゃる通りだと思います。
<以下引用>
興味深く読ませてもらいました。毎度ありがとうございます。
この問題は難しいですね。海外の有能な方が日本でもスムーズに仕事が出来れば、世界の良い文化も流れやすくなりますし、日本のアーティストにもとても刺激的な事だと思います。
しかし、お金の面では難しいですね。英語だから扱いにくいと言う事よりも、会社としてその能力が売り上げに直結しなければ採用が難しいでしょう。
日本でそれほどの仕事がないのも事実ですし、日本ではまた別の能力が評価されるという事ではないでしょうか。
仕事って技術だけでなくコミュニケーションが大事ですから日本語が話せない=仕事ができないになってしまっても仕方がない事です。
海外の有能な方を受け入れるには、それだけの仕事が日本で動かない限りは、海外アーティストが理解する意外ないかと思います。
とは言え、今後の日本では世界を視野に仕事を広げていかないといけないと思いますし、北田さんの考え方はとても共感できます。
>この問題は難しいですね。海外の有能な方が日本でもスムーズに仕事が出来れば、世界の良い文化も流れやすくなりますし、日本のアーティストにもとても刺激的な事だと思います。
本当にこの問題は難しいと思っています。だからこそ、今回はあえて題材としてエントリさせて頂きました。
同じ事がインドやシンガポール、台湾など同じアジア諸国で出来ていて、なぜ日本で出来ないのか?
(これは言葉の問題が非常に大きいと思いますが)何とか優秀な外国人がスムーズに日本でも働ける環境が作れればっと個人的には思います。
>会社としてその能力が売り上げに直結しなければ採用が難しいでしょう。
>日本でそれほどの仕事がないのも事実ですし、日本ではまた別の能力が評価されるという事ではないでしょうか。
それは先ほど、誰かが仰られた用に日本と海外の会社では採用方法が異なるから、当然、評価されるポイントも違うのでしょうね。それは僕も十分理解できます。
>仕事って技術だけでなくコミュニケーションが大事ですから日本語が話せない=仕事ができないになってしまっても仕方がない事です。
これは僕が一番初めにシドニーに渡った時に感じました。技術的には問題なくても、コミュニケーションのミスで何度か作業をやり直したり
聞き間違えて、違う箇所を修正したりなどなど。これはコミュニケーションがきちんと出来れば、防げたミスです。
しかし、コミュニケーションが取れない、出来ないから、外国人を採用しないのでは、優秀な外国人の採用機会を失いかねません。
そういう意味では、本当にこの問題は解決が難しいのだなっと実感しています。
>今後の日本では世界を視野に仕事を広げていかないといけないと思いますし、北田さんの考え方はとても共感できます。
ありがとうございます。個人的には僕は無理に日本人が海外で働く必要はないっと思っています。ただ、考え方に関しては
国内だけでなく、世界に目を向けた考え方であってほしいとは思っています。もちろん、海外で働きたいと思っている人は
どんどん挑戦するべきだと思いますが。
>日本人も我慢してるんだから我慢しろといった村八みたいな意見は論外だと思います。これが業界の現実であり、ブレイクスルーを阻んでいる原因なんじゃないですか?
これだけが原因ではないと思いますが、この問題も日本のブレイクスルーを阻んでいる原因の一つだと思います。
>日本と海外の実力差の部分を無視して議論しても意味がないと思います。
ここで言われる実力差というのはアーティストのレベルでしょうか?それともプロダクションのレベルでしょうか?
僕個人的には日本のアーティストは本当に優秀だと思いますよ。ただ、プロダクション、マネージメントという管理する部分に関しては、海外プロダクションは日本よりきっちりとしていると思います。
さて、今回でほぼすべての方のコメントにお返事できたと思いますが、僕自身、非常に驚いた。
興味深いコメントを残された方へのお返事が残っていますので、そちらは次回にお返事させて頂ければと思います。
2012年1月14日土曜日
2012年1月8日日曜日
【CG】日本の映像会社に物申す!お礼とお返事(第2回)
さて、前回のエントリに引き続き、コメント頂いた方々へのお礼とお返事をさせて頂きたいと思います。
>外国人ですが、日本は厳しいですね。
色々な面(Visaや福利厚生)で日本は外国人に対して少し厳しいのは事実だと思います。
ただ、個人的にはもっと改善してほしいとは思っています。
>日本人の10年戦士でも、同じく敬意など払われない。
僕個人の考えとしては、日本のすべての会社がそういう状態だとは思いたくないですね。
ただ今回のようなケースも存在するので、判断が難しい部分だとは思います。
>実際海外アーティストは面倒ですよ、専門性高すぎるし、日本人に比べりゃ我が強いし。
確かに専門性が高すぎて、日本の職場にフィットしないというのは解ります。
そして、日本人は事なかれ主義というか、当たり触りがないことを好む傾向にあると思うので
我の強い外国人が国内の会社にフィットしないのも解る気がしますね。
>それでも雇うメリットはクオリティの向上ですが、日本はまだそのクオリティを求めてないと思う。
>あと2-5割のクオリティの向上に10倍のバジェットを払わないと思う。
この部分に関しては、正確にはバジェットを支払えないというのが正しい表現のような気がします。
どこのプロダクションもクオリティアップはしたいと考えていると思いますが、実際問題として、そこまでのバジェットが得られないのが日本の現状だと思いますが、日本の市場を考えると、ベースのバジェットには限界があると思うので、何かしら外から資金を引き込むか、限られた予算の中で試行錯誤していくしかないのでしょうね。。。
>そして経営者は、デザイン、映像など、わかる人が必要です。
>ピクサーのような企業は、残念ながらあと、20年かかかるかもです。
僕個人としては、確かにそういう要素を持った経営者も必要ではないかと思います。
ビジネスとしての両立は本当に難しいと思います。日本にもピクサーのような会社ができれば良いと思います。
僕もそういった会社が日本にも出来るように、微力ながら尽力できればと思います。
>「経歴」を武器にしたければ、まず、「一流の中の一流」になる努力をすべきではないでしょうか。
これに関しては、僕の表現に誤りがありましたね。正確には経歴ではなく実績と表現した方が正しいかと思います。
僕たちの業界では、どこの会社、プロジェクトで、自分がどういう役割を果たして、どういった部分に貢献できたか?
どういった技術を持っているのか?というのが採用する上で重要視されると、僕自身の体験から感じます。
なので、いくら立派な経歴(レジュメ、履歴)があっても、技術、実力が伴わなければ
おっしゃられた用にくだらないオファーに繋がるのかもしれませんね。
僕らの業界では実力を見極めるためにデモリールを作成し、それに伴ったショットブレイクダウンという詳細解説書(?)のような物を
提出し、何度かの面接を経て、その人の実力を見極めます。
ただ、今回のケースはそういった手順がきちんと踏まれていなかったのが、個人的に非常に残念に感じます。
>国が変われば、自国で絶賛されてようがされていなかろうが、そこでどれだけ頑張れるか?どれだけ力が出せるかです。
確かに一理あると思いますが、僕個人の意見としては、僕が身をおく業界は他国であろうと、自国であろうと
それ相応の実績、実力があれば、評価される業界だと思っています。今回はその部分が尊重されなかったケースだと個人的には思っています。
>日本のCG業界の社長さんで、そんなに景気のいい人をみたことがないですけどね。
>結局、権利を持ってる仕事でないかぎり、
>労働時間でしかお金をとるすべがないですからね。
僕も日本の業界に長く身を置いていましたが、そこまで景気の良い話は聞いたことが無いです。
ただ、労働時間でしかフォローしきれない現状を何とか変えたいとは思っています。
<以下引用>
「日本のプロダクションで特に人材採用をする立場にある人にはLinkedInのアカウントを持つべき」
「日本のプロダクションも応募者に対して、その理由や会社規定にのっ取ったオファーであると説明する必要がある」
この2つの問題は「日本のプロダクションが外国人とどうコミュニケーションを取るか」という問題であって
外国人に他国と同じ水準のオファーをするかどうかとはまた別に考えるべきではないでしょうか。
日本の現場の状況を知らずに応募して、なぜこんな低いオファーしかもらえないのか、と不満を言っている方達の気持ちはよく分かります。
でも怒る前にバケーションでも何でもいいから日本に行ってみて、そこで暮らせるか、そして働けるか自分で考えてみる、という方向に現状持ってくしかないんじゃないでしょうか。
それが日本で何ができるかを考えるために最も有効な手段ではないでしょうか。
その手間を惜しむくらいなら、果たして日本で働く価値があると言えるでしょうか。
日本を出て海外で暮らしている人たちも、いきなりヘッドハンティングされたというような人以外は
それぞれ準備なり覚悟なりを持って渡航されたのではないでしょうか。
外国人が日本に来る場合にも同じことが当てはまると思うのですが。
>「日本のプロダクションで特に人材採用をする立場にある人にはLinkedInのアカウントを持つべき」
>「日本のプロダクションも応募者に対して、その理由や会社規定にのっ取ったオファーであると説明する必要がある」
>この2つの問題は「日本のプロダクションが外国人とどうコミュニケーションを取るか」という問題
確かに日本人は外国人慣れしていない人が大多数だと僕も感じています。しかし、この問題を解決しない限りは
グローバルな作品作り、会社作りは難しいと僕は思っています。外国人とのコミュニケーションは今後の課題だと思います。
>外国人に他国と同じ水準のオファーをするかどうかとはまた別に考えるべきではないでしょうか。
これは別に考えるべきだと僕も思います。しかし、仕事を行う上で、コミュニケーション能力は非常に重要な要素だと思うので
日本語が出来ない外国人=低評価という部分も理解できなくは無いです。ただ、その部分だけをフォーカスしたのでは、優秀な外国人を
日本に引き込む機会を失うので、非常に難しい問題だと感じています。
>でも怒る前にバケーションでも何でもいいから日本に行ってみて、そこで暮らせるか、
>そして働けるか自分で考えてみる、という方向に現状持ってくしかないんじゃないでしょうか。
僕が紹介する多くの友人は、一度ないし何度か日本へ行った経験のある人たちばかりです。日本の文化、環境の違いなどについて
理解してもらった上でないと、正直、怖くて紹介できません(^^;
>まぁ夢のない業界だよ。
それを言われると非常に悲しいですね。。。。
>確かに各国のVFX業界ではLinked-inを始めとした人員採用の流れができていて、新たな知識やスキルを持った人たちが
>そのストリームを流れている感じですね。日本でも人を採用するときにすでに出来上がっているそのスキームを利用しないのはもったいないですね。
僕も既に出来上がっているスキームを利用しないのは非常に勿体無いと思います。
非常に多くのご意見、ご感想を頂いたので、今後も出来る限り丁寧にお返事させて頂きたいと思っています。まだ、お返事を返せていない匿名の皆様、今しばらくお時間を頂ければと思います。
>外国人ですが、日本は厳しいですね。
色々な面(Visaや福利厚生)で日本は外国人に対して少し厳しいのは事実だと思います。
ただ、個人的にはもっと改善してほしいとは思っています。
>日本人の10年戦士でも、同じく敬意など払われない。
僕個人の考えとしては、日本のすべての会社がそういう状態だとは思いたくないですね。
ただ今回のようなケースも存在するので、判断が難しい部分だとは思います。
>実際海外アーティストは面倒ですよ、専門性高すぎるし、日本人に比べりゃ我が強いし。
確かに専門性が高すぎて、日本の職場にフィットしないというのは解ります。
そして、日本人は事なかれ主義というか、当たり触りがないことを好む傾向にあると思うので
我の強い外国人が国内の会社にフィットしないのも解る気がしますね。
>それでも雇うメリットはクオリティの向上ですが、日本はまだそのクオリティを求めてないと思う。
>あと2-5割のクオリティの向上に10倍のバジェットを払わないと思う。
この部分に関しては、正確にはバジェットを支払えないというのが正しい表現のような気がします。
どこのプロダクションもクオリティアップはしたいと考えていると思いますが、実際問題として、そこまでのバジェットが得られないのが日本の現状だと思いますが、日本の市場を考えると、ベースのバジェットには限界があると思うので、何かしら外から資金を引き込むか、限られた予算の中で試行錯誤していくしかないのでしょうね。。。
>そして経営者は、デザイン、映像など、わかる人が必要です。
>ピクサーのような企業は、残念ながらあと、20年かかかるかもです。
僕個人としては、確かにそういう要素を持った経営者も必要ではないかと思います。
ビジネスとしての両立は本当に難しいと思います。日本にもピクサーのような会社ができれば良いと思います。
僕もそういった会社が日本にも出来るように、微力ながら尽力できればと思います。
>「経歴」を武器にしたければ、まず、「一流の中の一流」になる努力をすべきではないでしょうか。
これに関しては、僕の表現に誤りがありましたね。正確には経歴ではなく実績と表現した方が正しいかと思います。
僕たちの業界では、どこの会社、プロジェクトで、自分がどういう役割を果たして、どういった部分に貢献できたか?
どういった技術を持っているのか?というのが採用する上で重要視されると、僕自身の体験から感じます。
なので、いくら立派な経歴(レジュメ、履歴)があっても、技術、実力が伴わなければ
おっしゃられた用にくだらないオファーに繋がるのかもしれませんね。
僕らの業界では実力を見極めるためにデモリールを作成し、それに伴ったショットブレイクダウンという詳細解説書(?)のような物を
提出し、何度かの面接を経て、その人の実力を見極めます。
ただ、今回のケースはそういった手順がきちんと踏まれていなかったのが、個人的に非常に残念に感じます。
>国が変われば、自国で絶賛されてようがされていなかろうが、そこでどれだけ頑張れるか?どれだけ力が出せるかです。
確かに一理あると思いますが、僕個人の意見としては、僕が身をおく業界は他国であろうと、自国であろうと
それ相応の実績、実力があれば、評価される業界だと思っています。今回はその部分が尊重されなかったケースだと個人的には思っています。
>日本のCG業界の社長さんで、そんなに景気のいい人をみたことがないですけどね。
>結局、権利を持ってる仕事でないかぎり、
>労働時間でしかお金をとるすべがないですからね。
僕も日本の業界に長く身を置いていましたが、そこまで景気の良い話は聞いたことが無いです。
ただ、労働時間でしかフォローしきれない現状を何とか変えたいとは思っています。
<以下引用>
「日本のプロダクションで特に人材採用をする立場にある人にはLinkedInのアカウントを持つべき」
「日本のプロダクションも応募者に対して、その理由や会社規定にのっ取ったオファーであると説明する必要がある」
この2つの問題は「日本のプロダクションが外国人とどうコミュニケーションを取るか」という問題であって
外国人に他国と同じ水準のオファーをするかどうかとはまた別に考えるべきではないでしょうか。
日本の現場の状況を知らずに応募して、なぜこんな低いオファーしかもらえないのか、と不満を言っている方達の気持ちはよく分かります。
でも怒る前にバケーションでも何でもいいから日本に行ってみて、そこで暮らせるか、そして働けるか自分で考えてみる、という方向に現状持ってくしかないんじゃないでしょうか。
それが日本で何ができるかを考えるために最も有効な手段ではないでしょうか。
その手間を惜しむくらいなら、果たして日本で働く価値があると言えるでしょうか。
日本を出て海外で暮らしている人たちも、いきなりヘッドハンティングされたというような人以外は
それぞれ準備なり覚悟なりを持って渡航されたのではないでしょうか。
外国人が日本に来る場合にも同じことが当てはまると思うのですが。
>「日本のプロダクションで特に人材採用をする立場にある人にはLinkedInのアカウントを持つべき」
>「日本のプロダクションも応募者に対して、その理由や会社規定にのっ取ったオファーであると説明する必要がある」
>この2つの問題は「日本のプロダクションが外国人とどうコミュニケーションを取るか」という問題
確かに日本人は外国人慣れしていない人が大多数だと僕も感じています。しかし、この問題を解決しない限りは
グローバルな作品作り、会社作りは難しいと僕は思っています。外国人とのコミュニケーションは今後の課題だと思います。
>外国人に他国と同じ水準のオファーをするかどうかとはまた別に考えるべきではないでしょうか。
これは別に考えるべきだと僕も思います。しかし、仕事を行う上で、コミュニケーション能力は非常に重要な要素だと思うので
日本語が出来ない外国人=低評価という部分も理解できなくは無いです。ただ、その部分だけをフォーカスしたのでは、優秀な外国人を
日本に引き込む機会を失うので、非常に難しい問題だと感じています。
>でも怒る前にバケーションでも何でもいいから日本に行ってみて、そこで暮らせるか、
>そして働けるか自分で考えてみる、という方向に現状持ってくしかないんじゃないでしょうか。
僕が紹介する多くの友人は、一度ないし何度か日本へ行った経験のある人たちばかりです。日本の文化、環境の違いなどについて
理解してもらった上でないと、正直、怖くて紹介できません(^^;
>まぁ夢のない業界だよ。
それを言われると非常に悲しいですね。。。。
>確かに各国のVFX業界ではLinked-inを始めとした人員採用の流れができていて、新たな知識やスキルを持った人たちが
>そのストリームを流れている感じですね。日本でも人を採用するときにすでに出来上がっているそのスキームを利用しないのはもったいないですね。
僕も既に出来上がっているスキームを利用しないのは非常に勿体無いと思います。
非常に多くのご意見、ご感想を頂いたので、今後も出来る限り丁寧にお返事させて頂きたいと思っています。まだ、お返事を返せていない匿名の皆様、今しばらくお時間を頂ければと思います。
2012年1月2日月曜日
【その他】 新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。昨年は仕事に始まり、仕事に終った年だったように思います。
今年はシンガポールという新天地での仕事、生活が始まりました。去年はシドニー、日本と家族バラバラの生活でしたが、今年は家族との時間を大切にしつつ、新天地での仕事も頑張っていければと思います。
こちらのブログでも、今後も出来る限り生の情報を皆様にご提供できればと思っています。
今年も皆様、よろしくお願い致します。
北田 栄二
今年はシンガポールという新天地での仕事、生活が始まりました。去年はシドニー、日本と家族バラバラの生活でしたが、今年は家族との時間を大切にしつつ、新天地での仕事も頑張っていければと思います。
こちらのブログでも、今後も出来る限り生の情報を皆様にご提供できればと思っています。
今年も皆様、よろしくお願い致します。
北田 栄二
2011年12月30日金曜日
【CG】日本の映像会社に物申す!お礼とお返事(第1回)
前回エントリに多数のコメントを頂きありがとうございます。投稿に対して、もっと誹謗中傷されるのでは?っと覚悟していたのですが。。。。ほとんどの方がこのブログに対して、まじめにコメントを寄せて頂いて、僕自身、非常に参考になる部分が多くありました。
僕自身、色々と考えさせられる部分があり、コメントに対するお返事遅くなってしまいましたが、この場をかりてコメントへのお返事をさせて頂ければ思います。
まず、前回のエントリでは日本の映像プロダクション、会社の方々に対して不適切な表現があった非礼をお詫び申し上げます。
また、コメントを寄せて頂いた皆様、ありがとうございます。僕自身、今後のために参考になる部分が多くありました。特に匿名ではありますが、おそらく僕よりも遥かに長く海外で働いている方からのコメントだと思われますが、いくつか感銘を受けたコメントもありました。
特に匿名(書出し:日本国外で働いている者です。)さんからのコメントは今の僕の現状を的確に指摘されていると思います。
以下引用
日本国外で働いている者です。
日本のCG業界に海外のスタイルを吸収させたいという熱意は伝わるのですが、海外と日本の違いや優劣を語るには、それなりの責任を背負う覚悟が必要だと思います。
筆者様の場合、まだ海外の企業で人を指導する立場に居られるわけではなさそうですが、その状況下で集められる情報は、海外で働いている友達などから採集できる程度のものです。
[日本と海外のパイプラインの違いについて]の話などはその典型で、1ヶ月働いてしまえば誰でも理解できることだと思います。私の経験上、この手の話をするのは職場を頻繁に変えている(変えざるを得ない)方で、いわば会社のコアメンバーではない人間がほとんどです。
本当に日本の業界を動かしたいという事であれば、本人が必死で学び、海外企業内で自身が指導、何かを生み出せる立場に成長してはじめて何かを日本に還元できるのではないかと思います。
海外のパイプラインに単純にのっとって、スーパーバイザーやリードから指示をうけて作業している人間が日本企業に何か還元できることは、あまり中身のない情報と個人スキルだけです。
私達が日ごろ使っているシェーダーを使える人はたくさんいますが、作れる人はあまりいませんよね? 筆者様が日頃、日本のCGアーティストに与えている情報は、現状日本に存在しないシェーダーの使い方であって、そのシェーダーの作り方ではありません。
使う人がいても、作る人がいないので結果、状況が動くことはありません。
前述にも申し上げましたが、誰かに情報を与えるには、本当の意味での知識、経験、覚悟が必要です。特に今回のようなナーバスな問題は相当に熟練された方でないと、ブログに乗せてしまうのはどうかとおもいます。日頃思っていることを脈絡なく書くブログならまだしも、日本の業界を変えたいなどと申し上げておられる以上、記事が少し浅はかではないでしょうか。
本当に日本の業界を動かしたいのであれば、現状誰かに構っている暇はないかと思います。私自身、今置かれている環境でどうやって自分が成長していくかで頭がいっぱいです。
タイトルにもある武者修行を優先し、自身が十分に成長されたうえで、発言されてはいかがでしょうか。
上記のコメントを書かれた方のおっしゃられる通り、僕自身は現状、他人を指導する立場に無く、熱意だけで行動し、中身が伴っていないのは私自身も十二分に承知しているつもりです。
匿名(日本国外で働いている者です。)さんがおっしゃられるように、僕自身が伝える情報、技術、それは大して中身のない情報、技術なのかも知れません。それでも、僕自身は今の自分でも、日本業界のために何かしら還元できることはあると考えています。
(現状では、僕が海外で経験した出来事や、情報、技術をセミナーやブログで伝える程度の事しか出来ないかもしれませんが。。。。)
>前述にも申し上げましたが、誰かに情報を与えるには、本当の意味での知識、経験、覚悟が必要です。
私自身は自分自身の言動に責任を持つために、このブログを開設したときに本名(経歴なども含め)で、情報を伝えることにしました。経験という部分ではまだまだ未熟ですが、自分自身、それなりの責任と覚悟を持って、情報提供しているつもりです。表現的に適切ではない表現も多々ありますが、その辺りは、今後、改善していくことが出来ればと思っています。
>特に今回のようなナーバスな問題は相当に熟練された方でないと、ブログに乗せてしまうのはどうかとおもいます。
この部分に関しましては、ナーバスな問題であるからこそ、問題提示する必要があると僕自身は考えています。この問題を解決するには長い時間と熟練された経験が必要かもしれません。だからこそ、出来るだけ早く問題を提示し、出来るだけ早くこの問題が解決できれば、また僕自身も尽力できればと思っています。僕のような若輩者が問題提示をするには、時期少々だったかも知れませんが、出来るだけ早く解決できればという思いからです。ご理解頂ければ幸いです。
>本当に日本の業界を動かしたいのであれば、現状誰かに構っている暇はないかと思います。
おしゃられる通りかもしれませんが、先ほども述べました通り、今の私自信でも、何かしら小さなことでも日本の業界のために還元できることはあると信じています。その中の一つが、日本の映像会社、プロダクションと外国人アーティストの架け橋役です。私自身は一緒に仕事をした技量、気心しれた友人で、なおかつ日本で働きたいという友人しか、紹介していないつもりです。今回の出来事のようにお互いにとって良くない結果になってしまう場合もありましたが、良い結果を生んだケースも存在しました。優秀な外国人アーティストが日本のプロダクションで働くことで、当然デメリットもあると思いますが、メリットも非常に大きいと考えています。僕自身は将来、優秀な外国人アーティストが日本の映像プロダクションで、快く働ける機会を増やすことが出来ればと思っています。
>タイトルにもある武者修行を優先し、自身が十分に成長されたうえで、発言されてはいかがでしょうか。
私自身も、自分の成長、海外での経験が日本の映像業界にプラスになると信じています。もちろん今後も武者修行は優先させえて続けていくつもりですし、エントリ、発言の内容に関しましても熟考した上で行いたいと思います。
今回は僕自身が一番、感銘を受けた匿名(日本国外で働いている者です)さんのコメントを中心にお返事させて頂きました。
その他に本当に貴重なご意見、ご感想ありがとうございました。いまの僕が日本の業界のために還元できることは、ほとんど無いかもしれませんが、自分なりに何かしら還元できるように、これからも武者修行と同様に頑張っていきたいと思います。
本当に貴重なご意見ありがとうございました。
※他の方のコメントへのお返事は次回以降、何度かに分けて、出来るだけ丁寧にお返事させて頂きたいと思います。
いましばらくお時間を頂ければと思います。
僕自身、色々と考えさせられる部分があり、コメントに対するお返事遅くなってしまいましたが、この場をかりてコメントへのお返事をさせて頂ければ思います。
まず、前回のエントリでは日本の映像プロダクション、会社の方々に対して不適切な表現があった非礼をお詫び申し上げます。
また、コメントを寄せて頂いた皆様、ありがとうございます。僕自身、今後のために参考になる部分が多くありました。特に匿名ではありますが、おそらく僕よりも遥かに長く海外で働いている方からのコメントだと思われますが、いくつか感銘を受けたコメントもありました。
特に匿名(書出し:日本国外で働いている者です。)さんからのコメントは今の僕の現状を的確に指摘されていると思います。
以下引用
日本国外で働いている者です。
日本のCG業界に海外のスタイルを吸収させたいという熱意は伝わるのですが、海外と日本の違いや優劣を語るには、それなりの責任を背負う覚悟が必要だと思います。
筆者様の場合、まだ海外の企業で人を指導する立場に居られるわけではなさそうですが、その状況下で集められる情報は、海外で働いている友達などから採集できる程度のものです。
[日本と海外のパイプラインの違いについて]の話などはその典型で、1ヶ月働いてしまえば誰でも理解できることだと思います。私の経験上、この手の話をするのは職場を頻繁に変えている(変えざるを得ない)方で、いわば会社のコアメンバーではない人間がほとんどです。
本当に日本の業界を動かしたいという事であれば、本人が必死で学び、海外企業内で自身が指導、何かを生み出せる立場に成長してはじめて何かを日本に還元できるのではないかと思います。
海外のパイプラインに単純にのっとって、スーパーバイザーやリードから指示をうけて作業している人間が日本企業に何か還元できることは、あまり中身のない情報と個人スキルだけです。
私達が日ごろ使っているシェーダーを使える人はたくさんいますが、作れる人はあまりいませんよね? 筆者様が日頃、日本のCGアーティストに与えている情報は、現状日本に存在しないシェーダーの使い方であって、そのシェーダーの作り方ではありません。
使う人がいても、作る人がいないので結果、状況が動くことはありません。
前述にも申し上げましたが、誰かに情報を与えるには、本当の意味での知識、経験、覚悟が必要です。特に今回のようなナーバスな問題は相当に熟練された方でないと、ブログに乗せてしまうのはどうかとおもいます。日頃思っていることを脈絡なく書くブログならまだしも、日本の業界を変えたいなどと申し上げておられる以上、記事が少し浅はかではないでしょうか。
本当に日本の業界を動かしたいのであれば、現状誰かに構っている暇はないかと思います。私自身、今置かれている環境でどうやって自分が成長していくかで頭がいっぱいです。
タイトルにもある武者修行を優先し、自身が十分に成長されたうえで、発言されてはいかがでしょうか。
上記のコメントを書かれた方のおっしゃられる通り、僕自身は現状、他人を指導する立場に無く、熱意だけで行動し、中身が伴っていないのは私自身も十二分に承知しているつもりです。
匿名(日本国外で働いている者です。)さんがおっしゃられるように、僕自身が伝える情報、技術、それは大して中身のない情報、技術なのかも知れません。それでも、僕自身は今の自分でも、日本業界のために何かしら還元できることはあると考えています。
(現状では、僕が海外で経験した出来事や、情報、技術をセミナーやブログで伝える程度の事しか出来ないかもしれませんが。。。。)
>前述にも申し上げましたが、誰かに情報を与えるには、本当の意味での知識、経験、覚悟が必要です。
私自身は自分自身の言動に責任を持つために、このブログを開設したときに本名(経歴なども含め)で、情報を伝えることにしました。経験という部分ではまだまだ未熟ですが、自分自身、それなりの責任と覚悟を持って、情報提供しているつもりです。表現的に適切ではない表現も多々ありますが、その辺りは、今後、改善していくことが出来ればと思っています。
>特に今回のようなナーバスな問題は相当に熟練された方でないと、ブログに乗せてしまうのはどうかとおもいます。
この部分に関しましては、ナーバスな問題であるからこそ、問題提示する必要があると僕自身は考えています。この問題を解決するには長い時間と熟練された経験が必要かもしれません。だからこそ、出来るだけ早く問題を提示し、出来るだけ早くこの問題が解決できれば、また僕自身も尽力できればと思っています。僕のような若輩者が問題提示をするには、時期少々だったかも知れませんが、出来るだけ早く解決できればという思いからです。ご理解頂ければ幸いです。
>本当に日本の業界を動かしたいのであれば、現状誰かに構っている暇はないかと思います。
おしゃられる通りかもしれませんが、先ほども述べました通り、今の私自信でも、何かしら小さなことでも日本の業界のために還元できることはあると信じています。その中の一つが、日本の映像会社、プロダクションと外国人アーティストの架け橋役です。私自身は一緒に仕事をした技量、気心しれた友人で、なおかつ日本で働きたいという友人しか、紹介していないつもりです。今回の出来事のようにお互いにとって良くない結果になってしまう場合もありましたが、良い結果を生んだケースも存在しました。優秀な外国人アーティストが日本のプロダクションで働くことで、当然デメリットもあると思いますが、メリットも非常に大きいと考えています。僕自身は将来、優秀な外国人アーティストが日本の映像プロダクションで、快く働ける機会を増やすことが出来ればと思っています。
>タイトルにもある武者修行を優先し、自身が十分に成長されたうえで、発言されてはいかがでしょうか。
私自身も、自分の成長、海外での経験が日本の映像業界にプラスになると信じています。もちろん今後も武者修行は優先させえて続けていくつもりですし、エントリ、発言の内容に関しましても熟考した上で行いたいと思います。
今回は僕自身が一番、感銘を受けた匿名(日本国外で働いている者です)さんのコメントを中心にお返事させて頂きました。
その他に本当に貴重なご意見、ご感想ありがとうございました。いまの僕が日本の業界のために還元できることは、ほとんど無いかもしれませんが、自分なりに何かしら還元できるように、これからも武者修行と同様に頑張っていきたいと思います。
本当に貴重なご意見ありがとうございました。
※他の方のコメントへのお返事は次回以降、何度かに分けて、出来るだけ丁寧にお返事させて頂きたいと思います。
いましばらくお時間を頂ければと思います。
2011年12月20日火曜日
【CG】日本の映像会社に物申す!LinkedInのススメ!
今日はちょっと物議を呼びそうな表題ですが、これも日本の映像業界のためと思い物申したい!!!
僕は将来的には日本に戻って海外の技術を日本に持ち帰りたい。
日本でもハイレベルなCGを作りたい。日本の映像業界の労働環境を良くしたい!っと常々ブログを通じて発信してきました。
そして、日本で働きたいという外国人は非常に多いです。また日本の映像プロダクションは日本で思っている以上に、海外でも有名です。
僕もそういう意味で日本と海外プロダクションの架け橋になれればと思い、日本で就職したいという外国人に、いくつかの日本のプロダクションを紹介しました。
この時、僕は日本と海外のプロダクションの違いや、労働環境の違いなど、事細かに外国人に説明した上で、日本のいくつかのプロダクションを紹介します。もちろん、相手もそういった違いを理解した上での応募です。
しかし。。。。残念なことに、紹介した多くの外国人の友人からは、怒りのメールが僕の元へ届くことがほとんどです。。。
これは僕にとっても非常に悲しい出来事ですし、今後、こういったことが続けば、優秀な外国人アーティストを日本に招くことは非常に難しくなってくると思います。
怒りの内容の多くが、コントラクト時のオファーの内容です。友人たちが共通して言うのは、敬意の欠如です。
具体的な部分で言えば、例えば前職、職歴を無視したかの様なオファー。
正直、日本で海外と同じ収入を得ることが出来るのアーティストは国内でも一握りのアーティストだけだと思います。
しかし、僕が友人から聞かされるオファーの内容は、日本人の僕ですら、驚くような内容のオファーがほとんどです。。。。
例えばですが、CG歴が10年以上のシニアアーティストが日本の会社に応募したとします。提示されたオファーの内容は、新卒以下(海外大卒の基本給以下)の内容。ひどい場合はランナー以下という人もいました。。。。
僕は聞き間違いでは!?っと耳を疑う内容のオファーです。。。
応募した友人の中にはDDやアメリカ大手プロダクションやAnimal Logic、Wetaで働いた経験を持つ人も居ます。
確かにいくら文化や労働環境の違いはあると言えど、さすがに10年近い経歴を持ちながら提示されたオファーが新卒扱い、ランナー以下だと、僕の友人にしてみれば馬鹿にされたように思うのも無理はないかもしれません。。。
これは僕の勝手な推測なのですが。。。
採用側「う~~ん、この人は、凄い経歴持ってるけど、日本語話せないし、うちの会社のやり方は全く知らないだろうから、契約期間と給料は×ヶ月と×××万円ぐらいかな?」
これは勝手な推測なので、間違ってたらすいません。でも、これってどこかおかしく無いですか???
その会社に無い経験、知識、技術を持っている応募者が、その部分を評価されていない???
むしろ、その会社に無い部分を持っているからこそ、そこが評価されるべきだと思うんです。
日本のプロダクションでは外国人を採用した経験が少ないためか
外国人(日本語が話せない)に対しては、過小評価している部分があるのでは?っと推測しています。
例えば応募してきた外国人が台湾、韓国、シンガポール、インドなどのアジア諸国の出身者であった場合などは、物価の違いから安易に安い金額を提示しているように感じます。
しかし、アジア人でも僕よりも遥かに凄い経歴を持った人はたくさん居ますし、実際にそういった友人も日本の会社に応募しました。。。しかし、提示されたオファーは。。。。(^^;
これも僕の推測なのですが、日本のプロダクションは応募してきた外国人に対して、裏取り、経歴の確認などが不足しているのでは?っと勝手に推測しています。
そこで、僕は日本のプロダクションで特に人材採用をする立場にある人にはLinkedInのアカウントを持つべきだと思います。
LinkedInというのはビジネスに特化したSNSで、海外で活動するデジタルアーティストは、ほとんどがLinkedInのアカウントを保持しています。このSNSを利用して、人材募集の情報を得たり、ネットワークを利用した就職活動を行います。
また採用する側も、LinkedInを使って、応募者の裏取りを行う例も少なくありません。例えば、応募者の中に目ぼしい人を見つけた場合。
1.LinkeInを使いリクルーターは自分のコネクションで応募者と一緒に仕事をしたことがある友人を探します。
2.応募者と一緒に仕事をしたことがある友人に、応募者の技量、知識、人柄などを尋ねます。
3.裏取りがとれ、優秀な人材だと判断されれば、インタビューへと発展します。
また、自分のコネクションに友人が居なくとも、アカウントを持っていれば、応募者がどういった職歴の持ち主か?どういった仕事をしてきたのか?ということを調べることが出来ます。
日本では、転職の際には、多くの人が前職の給料を聞かれ、ある程度、前職を考慮して、新しい会社での給料が評価されます。
これは海外のプロダクションにおいても、当たり前のことです。しかし、僕の友人の多くは、前職の給料や職歴、デモリールのブレイクダウンなどを聞かれることなく、簡単な電話面接の後に一方的にオファーが提示されたようです。
もちろん提示されたオファーというのは会社の規則、基準にのとった内容だと思うのですが、前職の給料とあまりに金額の差がある場合は、日本のプロダクションも応募者に対して、その理由や会社規定にの取ったオファーであると説明する必要があるのかもしれません。
日本の会社の面接と海外の会社のインタビューは、僕の経験の範囲内では全く違った内容です。
(この辺の違いは次回のブログで紹介したいと思います。)
もし、今後グローバルに展開するために、外国人の採用を考えているのであれば、ぜひ人事採用の立場にある人はLinkeInのアカウントを持って頂き、応募者について、どういった経歴を持っていて、どのような仕事をしていたのか調べる努力をしてほしいです。
日本では守秘義務の問題から、アーティストがLinkeInのアカウントを持つことを嫌う会社も多くありません。それは守秘義務の都合上、秘密を守りたい会社の立場になれば、理解することは出来ます。
しかし、採用する側の立場の人間がアカウントを持っていない、応募者の裏取り、経歴が履歴書以外で判断できない。
っというのは、少しきつい言い方かもしれませんが、僕は採用する側の怠慢ではないかと思います。
今回は物議を呼びそうな内容になってしまいましたが、採用する側の立場の方の心の片隅にでも残ればと思い、今回はエントリを書かせて頂きました。
出来ることであれば、今後も優秀な外国人アーティストが日本で働くチャンスを得ることが出来ることを願っています。
僕は将来的には日本に戻って海外の技術を日本に持ち帰りたい。
日本でもハイレベルなCGを作りたい。日本の映像業界の労働環境を良くしたい!っと常々ブログを通じて発信してきました。
そして、日本で働きたいという外国人は非常に多いです。また日本の映像プロダクションは日本で思っている以上に、海外でも有名です。
僕もそういう意味で日本と海外プロダクションの架け橋になれればと思い、日本で就職したいという外国人に、いくつかの日本のプロダクションを紹介しました。
この時、僕は日本と海外のプロダクションの違いや、労働環境の違いなど、事細かに外国人に説明した上で、日本のいくつかのプロダクションを紹介します。もちろん、相手もそういった違いを理解した上での応募です。
しかし。。。。残念なことに、紹介した多くの外国人の友人からは、怒りのメールが僕の元へ届くことがほとんどです。。。
これは僕にとっても非常に悲しい出来事ですし、今後、こういったことが続けば、優秀な外国人アーティストを日本に招くことは非常に難しくなってくると思います。
怒りの内容の多くが、コントラクト時のオファーの内容です。友人たちが共通して言うのは、敬意の欠如です。
具体的な部分で言えば、例えば前職、職歴を無視したかの様なオファー。
正直、日本で海外と同じ収入を得ることが出来るのアーティストは国内でも一握りのアーティストだけだと思います。
しかし、僕が友人から聞かされるオファーの内容は、日本人の僕ですら、驚くような内容のオファーがほとんどです。。。。
例えばですが、CG歴が10年以上のシニアアーティストが日本の会社に応募したとします。提示されたオファーの内容は、新卒以下(海外大卒の基本給以下)の内容。ひどい場合はランナー以下という人もいました。。。。
僕は聞き間違いでは!?っと耳を疑う内容のオファーです。。。
応募した友人の中にはDDやアメリカ大手プロダクションやAnimal Logic、Wetaで働いた経験を持つ人も居ます。
確かにいくら文化や労働環境の違いはあると言えど、さすがに10年近い経歴を持ちながら提示されたオファーが新卒扱い、ランナー以下だと、僕の友人にしてみれば馬鹿にされたように思うのも無理はないかもしれません。。。
これは僕の勝手な推測なのですが。。。
採用側「う~~ん、この人は、凄い経歴持ってるけど、日本語話せないし、うちの会社のやり方は全く知らないだろうから、契約期間と給料は×ヶ月と×××万円ぐらいかな?」
これは勝手な推測なので、間違ってたらすいません。でも、これってどこかおかしく無いですか???
その会社に無い経験、知識、技術を持っている応募者が、その部分を評価されていない???
むしろ、その会社に無い部分を持っているからこそ、そこが評価されるべきだと思うんです。
日本のプロダクションでは外国人を採用した経験が少ないためか
外国人(日本語が話せない)に対しては、過小評価している部分があるのでは?っと推測しています。
例えば応募してきた外国人が台湾、韓国、シンガポール、インドなどのアジア諸国の出身者であった場合などは、物価の違いから安易に安い金額を提示しているように感じます。
しかし、アジア人でも僕よりも遥かに凄い経歴を持った人はたくさん居ますし、実際にそういった友人も日本の会社に応募しました。。。しかし、提示されたオファーは。。。。(^^;
これも僕の推測なのですが、日本のプロダクションは応募してきた外国人に対して、裏取り、経歴の確認などが不足しているのでは?っと勝手に推測しています。
そこで、僕は日本のプロダクションで特に人材採用をする立場にある人にはLinkedInのアカウントを持つべきだと思います。
LinkedInというのはビジネスに特化したSNSで、海外で活動するデジタルアーティストは、ほとんどがLinkedInのアカウントを保持しています。このSNSを利用して、人材募集の情報を得たり、ネットワークを利用した就職活動を行います。
また採用する側も、LinkedInを使って、応募者の裏取りを行う例も少なくありません。例えば、応募者の中に目ぼしい人を見つけた場合。
1.LinkeInを使いリクルーターは自分のコネクションで応募者と一緒に仕事をしたことがある友人を探します。
2.応募者と一緒に仕事をしたことがある友人に、応募者の技量、知識、人柄などを尋ねます。
3.裏取りがとれ、優秀な人材だと判断されれば、インタビューへと発展します。
また、自分のコネクションに友人が居なくとも、アカウントを持っていれば、応募者がどういった職歴の持ち主か?どういった仕事をしてきたのか?ということを調べることが出来ます。
日本では、転職の際には、多くの人が前職の給料を聞かれ、ある程度、前職を考慮して、新しい会社での給料が評価されます。
これは海外のプロダクションにおいても、当たり前のことです。しかし、僕の友人の多くは、前職の給料や職歴、デモリールのブレイクダウンなどを聞かれることなく、簡単な電話面接の後に一方的にオファーが提示されたようです。
もちろん提示されたオファーというのは会社の規則、基準にのとった内容だと思うのですが、前職の給料とあまりに金額の差がある場合は、日本のプロダクションも応募者に対して、その理由や会社規定にの取ったオファーであると説明する必要があるのかもしれません。
日本の会社の面接と海外の会社のインタビューは、僕の経験の範囲内では全く違った内容です。
(この辺の違いは次回のブログで紹介したいと思います。)
もし、今後グローバルに展開するために、外国人の採用を考えているのであれば、ぜひ人事採用の立場にある人はLinkeInのアカウントを持って頂き、応募者について、どういった経歴を持っていて、どのような仕事をしていたのか調べる努力をしてほしいです。
日本では守秘義務の問題から、アーティストがLinkeInのアカウントを持つことを嫌う会社も多くありません。それは守秘義務の都合上、秘密を守りたい会社の立場になれば、理解することは出来ます。
しかし、採用する側の立場の人間がアカウントを持っていない、応募者の裏取り、経歴が履歴書以外で判断できない。
っというのは、少しきつい言い方かもしれませんが、僕は採用する側の怠慢ではないかと思います。
今回は物議を呼びそうな内容になってしまいましたが、採用する側の立場の方の心の片隅にでも残ればと思い、今回はエントリを書かせて頂きました。
出来ることであれば、今後も優秀な外国人アーティストが日本で働くチャンスを得ることが出来ることを願っています。
2011年12月10日土曜日
【CG】 PRONEWS
皆様、ご無沙汰しています。前回のエントリから、随分と日にちが空いてしまいました。
渡星後、家探し、引越しに大忙しだったので、すっかりとブログ更新が滞ってしまいました。
本日のエントリは、PRONEWSで掲載された、僕のインタビューのご紹介です。
[鍋潤太郎のハリウッドVFX最前線]Vol.17
映画『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』サーフェシング・アーティスト北田栄二氏に聞く
インタビューの内容は、いま日本で上映されているHAPPY FEET TWOに関する内容とDr.Dについてです。日本との違いや海外のスタジオについても触れています。
もし、ご興味をお持ちでしたら、ぜひ一読して頂ければと思います。
渡星後、家探し、引越しに大忙しだったので、すっかりとブログ更新が滞ってしまいました。
本日のエントリは、PRONEWSで掲載された、僕のインタビューのご紹介です。
[鍋潤太郎のハリウッドVFX最前線]Vol.17
映画『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』サーフェシング・アーティスト北田栄二氏に聞く
インタビューの内容は、いま日本で上映されているHAPPY FEET TWOに関する内容とDr.Dについてです。日本との違いや海外のスタジオについても触れています。
もし、ご興味をお持ちでしたら、ぜひ一読して頂ければと思います。
2011年11月16日水曜日
【仕事】 SingaporeとDouble Negative
さてさて、ご無沙汰しております。無事に海外就職セミナーを終え、先日シンガポールでの住居も決まりました。いよいよ21日からDouble Negative Visual Effects Singaporeでの就労が開始です。
新しい事への挑戦、期待、不安など色々な感情が入り乱れていますが、まずは1年間を無事に家族と共にシンガポールで過ごせるように頑張ろうと思います。
さて、今日のエントリーはなぜ、僕がシンガポールと言う地を選んだか?その経緯をご紹介したいと思います。
話はさかのぼるとこと2ヶ月前になります。Dr.D Studiosとの契約を終え、次の職場を探していた時の出来事です。
僕は次の職場を探していくつかの会社にAPPLYをしていました。その中で、真先にコンタクトを取って来たのはILM Singaporeでした。ついでAnimal Logic、Weta Digital、Double Negativeの計4つとコンタクトを取っていました。
(ILM Singaporeに関しては、コンタクト途中で音信不通になってしまいましたが。。。)
僕自身はどうしてもWeta Digitalで働きたいと言う思いが強かったので、Weta Digitalと面接、交渉が続く限りは他者からのオファーはすべて断るつもりでいました。
そんな中、真先に僕にオファーを出してくれたのが、Double Negative Singaporeでした。僕はWeta Digitalとの面接、交渉が継続中だったために、Double Negativeからのオファーを断るつもりでいましたが、この時点で、他社からの正式オファーはなく、Double Negativeからのオファーを断っても、他社からオファーを貰える保証は一切ありませんでした。
そして、僕はWeta Digitalから今回は採用を見送る旨の連絡を受けたので、Animal LogicとDouble Negativeの2社からのオファーを選ぶ必要がありました。
僕自身、この時点で一度、日本に帰国しており、日本に帰国した時点で、シドニーへ戻ることは考えていなかったので、最終的にDouble Negative Singaporeと契約を結ぶことを決意しました。
そして、契約書にサインして、二日後の出来事です。なんと!!!!大本命であるWeta DigitalからSurfacing Artistとしてではなく、Modelerとしてオファーを出したい旨の連絡が来たのです。
一度、採用を見送るという連絡をWetaから受けたからこそ、僕自身はDouble Negativeとの契約を決意したのですが、そのWeta Digitalから別のポジションでオファーが来たのです。。。。
しかし、すでにDouble Negativeとの契約書にサインし、Visa申請の手続きもほぼ終了して、後はVisaの承認を待つだけの状態でした。。。。
契約書にサインした時点で、僕に選択肢は残っていませんでした。。。。
海外VFX業界就職セミナーでもお話させて頂いた通り、海外就労で最も大切なのは、運とタイミングです。実力があっても、採用されるという保証は一切ありません。自分が望む会社で働くためには、実力+運とタイミングが重要だということが、今回の出来事で更に身に染みました。
ただ、僕は今回の転職活動で最終的に3社の会社から正式オファーを得ることが出来ました。これは僕にとって非常に大きな自信になりまし、今回決してDouble Negativeで働くことに対して悲観的になっている訳ではありません。ただ、Weta Digitalからのオファーを得られながら、Weta Digitalで働くことが出来なかった残念な気持ちはありますが。。。
初めての海外就労で僕が得られたオファーは1社のみ。2回目の挑戦で2社。今回は3社でした。しかも、そのうち1社は、僕が本命としているWeta Digitalからのオファーだったのです。これは僕にとって非常に大きな自信です。
確かに、Wetaからのオファーを貰った最初の数日は少し落ち込みましたが、今はすっきりした気持ちで、Double Negativeで働きたいと思っています。そして、いよいよ来週21日が、僕のDouble Negativeでの初出社日です。
僕のVFX歴で初めてのLive Actionへの挑戦です。新しいことへの挑戦。期待と不安。いよいよ来週から、僕の新しい挑戦が始まります。
新しい事への挑戦、期待、不安など色々な感情が入り乱れていますが、まずは1年間を無事に家族と共にシンガポールで過ごせるように頑張ろうと思います。
さて、今日のエントリーはなぜ、僕がシンガポールと言う地を選んだか?その経緯をご紹介したいと思います。
話はさかのぼるとこと2ヶ月前になります。Dr.D Studiosとの契約を終え、次の職場を探していた時の出来事です。
僕は次の職場を探していくつかの会社にAPPLYをしていました。その中で、真先にコンタクトを取って来たのはILM Singaporeでした。ついでAnimal Logic、Weta Digital、Double Negativeの計4つとコンタクトを取っていました。
(ILM Singaporeに関しては、コンタクト途中で音信不通になってしまいましたが。。。)
僕自身はどうしてもWeta Digitalで働きたいと言う思いが強かったので、Weta Digitalと面接、交渉が続く限りは他者からのオファーはすべて断るつもりでいました。
そんな中、真先に僕にオファーを出してくれたのが、Double Negative Singaporeでした。僕はWeta Digitalとの面接、交渉が継続中だったために、Double Negativeからのオファーを断るつもりでいましたが、この時点で、他社からの正式オファーはなく、Double Negativeからのオファーを断っても、他社からオファーを貰える保証は一切ありませんでした。
そして、僕はWeta Digitalから今回は採用を見送る旨の連絡を受けたので、Animal LogicとDouble Negativeの2社からのオファーを選ぶ必要がありました。
僕自身、この時点で一度、日本に帰国しており、日本に帰国した時点で、シドニーへ戻ることは考えていなかったので、最終的にDouble Negative Singaporeと契約を結ぶことを決意しました。
そして、契約書にサインして、二日後の出来事です。なんと!!!!大本命であるWeta DigitalからSurfacing Artistとしてではなく、Modelerとしてオファーを出したい旨の連絡が来たのです。
一度、採用を見送るという連絡をWetaから受けたからこそ、僕自身はDouble Negativeとの契約を決意したのですが、そのWeta Digitalから別のポジションでオファーが来たのです。。。。
しかし、すでにDouble Negativeとの契約書にサインし、Visa申請の手続きもほぼ終了して、後はVisaの承認を待つだけの状態でした。。。。
契約書にサインした時点で、僕に選択肢は残っていませんでした。。。。
海外VFX業界就職セミナーでもお話させて頂いた通り、海外就労で最も大切なのは、運とタイミングです。実力があっても、採用されるという保証は一切ありません。自分が望む会社で働くためには、実力+運とタイミングが重要だということが、今回の出来事で更に身に染みました。
ただ、僕は今回の転職活動で最終的に3社の会社から正式オファーを得ることが出来ました。これは僕にとって非常に大きな自信になりまし、今回決してDouble Negativeで働くことに対して悲観的になっている訳ではありません。ただ、Weta Digitalからのオファーを得られながら、Weta Digitalで働くことが出来なかった残念な気持ちはありますが。。。
初めての海外就労で僕が得られたオファーは1社のみ。2回目の挑戦で2社。今回は3社でした。しかも、そのうち1社は、僕が本命としているWeta Digitalからのオファーだったのです。これは僕にとって非常に大きな自信です。
確かに、Wetaからのオファーを貰った最初の数日は少し落ち込みましたが、今はすっきりした気持ちで、Double Negativeで働きたいと思っています。そして、いよいよ来週21日が、僕のDouble Negativeでの初出社日です。
僕のVFX歴で初めてのLive Actionへの挑戦です。新しいことへの挑戦。期待と不安。いよいよ来週から、僕の新しい挑戦が始まります。
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