2012年12月13日木曜日

【その他】SIGGRAPH ASIA 2012 in Singapore 前編

さて、先日シンガポールにて開催されたSIGGRAPH ASIA 2012 in Singaporeにて、社内見学会を日本から来られた方を対象に開催させて頂きました。また、懇親会では学生や日本で活躍される方とシンガポールで活躍されているアーティストの交流を深めるべく、懇親会を開催させて頂きました。

そんな中、SIGGRAPH ASIAや懇親会を通じて、僕が感じたことなどを今回のエントリーでまとめられればっと思います。

まずはSIGGRAPH ASIA。中日に会場を訪れましたが、少々規模の小ささに驚かされました。僕自身、本家のSIGGRAPH含めて、初めてのSIGGRAPHだったので非常に楽しみにしていたのですが。。。ちょっと残念な感じでした(^^;

それでも一部では、海外のプロダクションがJOBフェア的なことをしていたり、セッショントークなどがあったりっと、来場者の注目を集めるブースも幾つかありました。

午後からはエレクトリックシアターを見に行きましたが、シーグラフアジアということで、アジア勢の作品が多かった気がします。日本からは「宇宙兄弟」をはじめ、いくつかの作品が入選していました。入選作品の中には、道徳的にどうなの?政治色が強すぎて、ブーイングと喝采が入り混じる作品もありました。入選作品はどれもレベルが高く、アジア勢の躍進が非常に印象的でしたね。

あとエレクトリックシアターを見ていて特徴的だったのが、レンダラーですね。僕が見た限り、作品の7割ほどはレイトレーサー特有のノイズを確認することができました。
レイズ系レンダラーやスキャンライン系のレンダリングソフトは残りの3割程度で、作品の多くがレイトレーサーを用いていたことは、時代の流れなのかなっと??? 感じましたね。

翌日は午後13時からと17時から、計2回のDNEG社内見学会を実施させて頂きました。総勢22名の方にDNEG SINGAPORE オフィス見学して頂き、答えられる範囲での意見交換、情報交換、質疑応答をさせて頂きましたが、米や豪と違って、特徴的な物はなく、ただのオフィスビルなので、日本とそれほど代わり映えしなかったのでは?っと思うところもありました(w

っということで、本日は前振りだけですw 次回はメインの懇親会で行われた意見交換、情報交換に関して、僕なりに感じること、思うことがありましたので、次回エントリーでご紹介できればと思っています。

今後も日本のプロダクション、アーティストと海外プロダクション、アーティストの架け橋になれるよう、微力ながら地道に活動していければと思っています。
今回、会社見学会にご参加頂いた皆様、遠いところ、わざわざ来て頂きありがとうございました。

2 件のコメント:

  1. 梶山 美果子2012年12月13日 12:14

    初めまして、いつもブログ楽しみに拝見させて頂いてます(^_^)
    東京の3Dアニメ会社でモデラーとして働いているカジヤマといいます。

    siggraph Asiaと懇親会本当に行きたかったので、ご意見が読めるのが嬉しいです!日本にいると客観性を見失いがちになってしまうので、外からの視点での感想や日本のクリエーターの生かせるポイントなどがあったら是非教えて頂きたいです。
    次も楽しみにしています!

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  2. >梶山 美果子さん
    お返事遅くなってしまいました。コメントありがとうございます。
    僕自身もどういった情報がみなさんのためになるのか?日々考えながら情報発信していければと思っています。

    これからもよろしくお願いします。

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