国内で働く人、国外で働く人、人それぞれ色々な理由があると思います。そんな中、なぜ僕が海外就労にこだわるのか?なぜ今の状況で海外で働き続けるのか?その辺を順を追って、今回のエントリーではご紹介できればと思います。
理由は色々とあるのですが、一番大きな理由は生活スタイルですね。日本と違い、海外のプロダクションでは労働時間がそれなりに管理されているので、平日の夜、週末はほぼ確実に家族と自分の時間が確保できます。もちろん、締切直前は別ですが。
なので、仕事が終わった後に、家族と過ごすこともできるし、週末や平日の夜は趣味やフリーランスの仕事をすることも出来ます。会社に拘束される時間が少ない!自分の時間が持てる!というのが、一番大きいです。
これが僕が海外就労にこだわり、海外で働き続ける一番大きな理由です。
残念ながら、この点に関しては、僕の知る限り、まだまだ国内では実現できないのが現状です。(起業したり、在宅で仕事をする場合は別ですが。)
次に大きな理由がプロジェクトとプロダクションです。プロジェクトの規模や予算、アーティストのレベル、スーパーバイジング、タスクマネージメントなど、日本では絶対に学べないことがあるということが非常に大きいです。僕の中で、常に向上したい、学びたいという強い欲求があります。これを満足させるためというのも一つの理由かもしれません。
またアーティストやプロダクションのレベルも日本に比べて高いです。(アーティスティックな分野とテク二カルな分野に両方に精通しています。)
日本も個人レベルでは、海外のアーティストと遜色ないと思いますが、プロダクションレベルになった時に、非常に大きな差があると感じています。
全体的に粒が揃った日本で学ぶよりも、日本人よりも下手な人も圧倒的に多いが、飛び抜けて上手い、すごい技術、知識を持ったアーティストも大勢います。そういう意味では、個を磨くためには、日本よりも海外の方が、より個を磨く、新しい知識、技術を習得するチャンスは多いのかな?という理由もあります。
そして、最後の理由は出会いとネットワーク(人脈)の構築です。海外で働いていると色々な国籍、人種の友人が出来ます。異国で出会う日本人も大勢います。こういった人たちとの出会いや、違った環境、文化に実際に触れて、そこで生活することで、日本では得ることが出来ない多様性に触れることが出来ます。
これは将来、自分が起業するにしろ、会社で勤めるにしても、多様性と今までに培った人脈は必ず、自分の将来の役に立つと思っています。
特に海外で働き続ける場合、人脈という名のネットワークは必要不可欠です。特にここ最近のVFX事情を考えると尚更だと思います。こうしたネットワークの形成と自分自身の価値観に多様性を持たせるために、もう少し自分なりに納得するまで、海外就労にこだわって働いてみようかな?っと考えています。
もちろん、海外で働き続けることでデメリットもあります。海外でのコネクションが出来ても、日本国内でネットワークが構築できなかったり、いざ本帰国っとなった時の職場の確保です。この辺は今後の僕の課題でもあるのですが、フリーランスの仕事を通じて、この問題には取り組んでいければなっと!!他にもデメリットは多々あるのですが、今回は割愛。詳しくはこちらをご覧下さい。
【仕事】 海外就職のデメリットとリスク
今のところ、この3点が、僕が海外就労にこだわる大きな理由ですが、必ずしも正しい選択か?と言われると疑問符がつきます。ここ最近のVFX事情から、実際に幾人かの友人が本帰国を決め、日本での再就労を決断した人もいます。
どういった選択が正しいのか?置かれた状況、本人の意思によって異なると思いますが、僕自身は後悔がない選択を今後もしていきたいなっと思っています。
次回エントリーは5月を予定しています!
自分なりに新しいチャレンジを始めるので、そのご報告ができれば良いのかなっと思っています。ご期待下さい。
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