こんばんは。帰国の準備と面接の準備に飽きてきたのでブログ更新です。
今日はジェネラリストとスペシャリストに関して紹介させて頂きます。最近、日本の業界でも馴染みのある言葉になりつつあるジェネラリストとスペシャリスト。
ご存知の方も多いと思いますが、ジェネラリスト、スペシャリストに関して紹介させて頂きます。
ジェネラリストとは、主にモデリング、テクスチャー、セットアップ、アニメーションからコンポなど、ある程度のプロセスを一人で行う万能なArtistのことを言います。もしくは複数のプロセスに精通しているArtistのことをジェネラリストと呼びます。
(主にTV系のプロダクションに多いです。TV系のプロダクション、プロジェクトは納期も短く、少数精鋭で作成する事が多いので、分業制だとかえって効率が悪くなるからです。)
ジェネラリストは多くのプロセスを一人でこなさないといけないので、幅広い知識を得ることができ、非常に多くのことを勉強できます。その反面、広く浅くという傾向が強いです。
一つのプロセスに対する技術、知識を深く学ぶ事が出来ません。
逆にスペシャリストとは、モデリングに特化した人、テクスチャー、アニメーション、セットアップなど一つのプロセスに特化したAtistのことスペシャリストと呼びます。
(主に映画、長編アニメーション系のプロダクション、プロジェクトに多いです。映画は制作期間が長くブ物量がTVCMなどに比べて遥かに多いので、分業する事で効率も上がり、クオリティも上がるからです。)
スペシャリストは一つのことに特化するため、高い技術、深い知識を得ることが出来ます。逆に一つのことに特化したために、潰しが利かない事が多いです。また、自分以外のプロセスに関心がない人も多く、広い知識を得ることが出来ません。
海外の映像プロダクションでは多くの場合が、分業制をしいているのでほぼスペシャリストの集まりと言っても良いと思います。(TV系は除く)
逆に日本は分業制をしいていないプロダクションが多いので、ジェネラリストがほとんどの割合を占めると思います。ただ、中には分業制をしいているプロダクションもありますが、海外のプロダクションほど細分化されていないのが現状です。
皆さんが海外就職を目指すうえで、どちらを目指すのかは目指す会社や業界によって異なります。海外就職には自分が目指す業界、プロダクションがどういった人材を求めているのか?自分自身がしっかりしておく必要があります。
簡単にですが、ジェネラリストとスペシャリストに関して説明させていただきました。
次回は質問にお答えします その3を予定しています。
例によって、質問がある方はお早めにメールフォームよりご連絡ください。
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